ささえるひと #7 ページ4
「なあ、こんまえのスコアある?」
「あるよー」
あっちい、とロッカーに背を預けて汗を拭う。
「どうぞ」
「どうも」
渡した髪の束を受け取る彼は、
一年生の頃とは全く違う顔つきをしてる。
「…なんや、なんかついてる?」
「んにゃなんもないよ」
一言で言えば
変わった。
準備だって、ノックだって
上手くなったって言うのじゃなくて、なんだろう
気持ちが乗っかってる、みたいな
「…変わったなぁ、」
「は?」
「あ、いや変わるもんだなって」
「え、俺が?」
「ほかに誰がいるの」
変わったっていうか…、
と目線はスコアにおいたまま言葉を続ける。
「……俺らが帰ろうってした時、お前ユニフォームの泥落としててん。そりゃいつもやってるから
そんなにいつもは思わんかったんやけど
なーんか、あかんなぁって思ってん。」
「ふーん。…わたし!?」
「ほかに誰がおるん、笑」
ありがとさん、とスコアでぱしっと頭を叩かれて。
(頑張ってって言いながら
あまり無理しないでねって思ってます/back number:支える人のうた)
高嶋監督だいっすきなんです。
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kanon136(プロフ) - えまさん» コメントありがとうございます!!えまさんの思い書くお話になってたでしょうか…。楽しんでいただけたら幸いです!西川さんの俊足期待しましょう!! (2018年4月14日 21時) (レス) id: af8cb7d239 (このIDを非表示/違反報告)
えま - 西川選手の甘めな話リクできますか? (2018年4月11日 11時) (レス) id: 39d8e29ea6 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月13日 7時) (レス) id: cf017d99cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kanon136 | 作成日時:2018年3月13日 0時