公式生�� ページ6
今日は公式生放送。
今回はレトさんとフジと繚乱くんと一緒だ。
『行ってきまーす』
｢いってらっしゃい｣
Aが優しく微笑む。かわいいすぎる。
そこにてちてちと結衣が走ってきた。
｢パパ！どこいくの！？｣
『お仕事にいくよ』
これは仕事に入るのかわからないが、そういう事にしておこう。
｢お仕事！？結衣もいく！！｣
『えっ』
｢だめよ、結衣はママとお留守番してようね。｣
｢やだぁ！！！結衣行くもん！パパとお仕事行くもん〜！！！！｣
ついにうわぁぁぁんと泣きだしてしまった。
｢どうしよう...｣
Aも焦り始めてしまった。
『連れていっていいか聞いてみるよ。』
スタッフに電話をする。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾋﾟｯ
『もしもし、キヨです。』
[はい、どうされました？]
『うちの子供がそちらに行きたいと泣き出してしまって...。連れていってもよろしいでしょうか？』
[そうですね。生放送の間はこちらがお子さんを見ておくという形でしたら問題ないと思いますよ。]
『そうですか！ありがとうございます！』
結衣にお礼を言って、と電話を渡す。
｢ありがとぉ！ます！｣
[いえいえ、それではまた後で。]
そこで電話が切れる。
少々変な日本語だったが伝わったみたいでよかったよかった。
｢久しぶりに真面目なキヨくん見たわ｣
『俺はいつも真面目だよ』
｢嘘つけ。結衣ちゃん、パパにも他の人にも迷惑かけちゃだめよ｣
｢うん！わかった！！｣
『それじゃあ行ってくるわ』
｢うん、いってらっしゃい。結衣ちゃんもいってらっしゃい。｣
｢いってきまーす！｣
俺は結衣の小さな手を握り、本社へ歩き出した。
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
視点主を『』にしました！
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作者名：花音 | 作成日時：2016年5月3日 14時
