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「…柊生?」





ライブに夢中だった陽菜には私のつぶやきは

聞こえていなかったみたいで、

丁寧に説明を続けてくる。





「で、残りの人がね、DJとラップのとーい!」


知ってる。


「すっごい明るくて面白いけど

泣き虫なんだよー!」


知ってる。






ステージ上の彼は誰よりも輝いてて、


「お前ら最高だぜーーーー!!」








クシャって笑うところもチラッと見える八重歯も

そのまんまで。







私は結局ライブ開始から終了まで

柊生から目を離せなかった。









「や〜、最高だった!!未悠も思ってた以上に

興味示してくれて嬉しいな〜

あ、そうだ着いてきてくれたお礼も兼ねて

これひとつあげるよ」



「?」



陽菜が差し出してきたのは、CDについてくる

握手会のチケットだった。




「つい買いすぎちゃってさ……

未悠もこれでメンバーと握手してきなよ!」








そう言い終わるか終わらないかくらいのところで

陽菜は私の背中を押して列へと並び出す。



列はどんどん前に進んでいって、

あっという間に私たちの番になった。





昌暉くん、匠海くん、龍二くんと、

みんな笑顔でやさしく握手してくれた。


そして最後は……と手元に向けていた視線を上へと

移動した瞬間、









「______っ」






言葉にならない言葉が出てしまった。









だって、近くで見る柊生は身長は伸びていて、

左耳にはピアスがついていて、

ガシッと力強く握ってくれているその手は

一回りどころか二回りも大きくなっていたから。

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設定タグ:橘柊生 , DISH// , 北村匠海   
作品ジャンル:タレント
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r__(プロフ) - コメント失礼します!とてもおもしろい作品です!続きがすんごい気になるので更新お待ちしております! (2022年5月23日 20時) (レス) @page8 id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこてん//(プロフ) - かえでさん» わざわざコメントほんとうにありがとうございます。泣 励みになります。これからまたゆっくり更新していこうと思っています!これからもお付き合いいただけたら嬉しいです! (2019年1月26日 23時) (レス) id: 913f1b9fc9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこてん//(プロフ) - まひろ//さん» ありがとうございます…最近忙しくて停滞気味でしたが、とても励みになりました。泣 これからまたゆっくり更新していきますので、よければお付き合いください! (2019年1月26日 23時) (レス) id: 913f1b9fc9 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 更新待ってます! (2019年1月7日 15時) (レス) id: 0388812561 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ//(プロフ) - 最高です!更新楽しみにしてます! (2018年12月27日 20時) (レス) id: 14dc00949d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:✩ | 作成日時:2018年10月20日 19時

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