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柊生は明るくてやんちゃで顔は整ってるしで
いわゆるクラスでは中心になるタイプ、
陽キャってやつだった。
それにくらべて私は学級委員とかやって
クラスに居場所はつくっていたけど、別に特別
頭がいい訳ではないし特別可愛い訳でもない、
スクールカーストにあてはめるなら
きっと二軍だったんだろうなって自分でも思う。
私が柊生と仲良くできてるのは
たまたま幼なじみだからだって
当時の私はそれをわかっていたから、
柊生のことを好きかもしれないって
薄々気づいても特に何もしなかった。
今まで通り幼なじみとして接するだけ。
靴箱で会ったらおはようって、
やってくるの忘れたって言われたら課題を見せてあげる、
それだけ。
話せてるだけでもいつも陰でかっこいいって
キャーキャー黄色い悲鳴をあげている
ファンの女の子からしたら羨ましいんだろうから。
それ以上の関係にもなれないけど
幼なじみとしてずっと柊生の近くに
いることができるならいいやって思ってた。
そんな中一の夏の終わり頃だった。
「あ、未悠帰んの?一緒に帰ろ、
ゴミ投げてくる(北海道弁=捨てる)から玄関で待ってて」
家が近いからか柊生が誘ってきた。
玄関で待ってるけど、掃除も終わって
もうゴミを捨てるだけにしては随分遅い。
待ちくたびれた私の足は自然と
ゴミ置き場がある校舎裏の方に向かっていた。
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r__(プロフ) - コメント失礼します!とてもおもしろい作品です!続きがすんごい気になるので更新お待ちしております! (2022年5月23日 20時) (レス) @page8 id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこてん//(プロフ) - かえでさん» わざわざコメントほんとうにありがとうございます。泣 励みになります。これからまたゆっくり更新していこうと思っています!これからもお付き合いいただけたら嬉しいです! (2019年1月26日 23時) (レス) id: 913f1b9fc9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこてん//(プロフ) - まひろ//さん» ありがとうございます…最近忙しくて停滞気味でしたが、とても励みになりました。泣 これからまたゆっくり更新していきますので、よければお付き合いください! (2019年1月26日 23時) (レス) id: 913f1b9fc9 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 更新待ってます! (2019年1月7日 15時) (レス) id: 0388812561 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ//(プロフ) - 最高です!更新楽しみにしてます! (2018年12月27日 20時) (レス) id: 14dc00949d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:✩ | 作成日時:2018年10月20日 19時