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学校に着いてなんとなく携帯を見てたら、後ろからトントンと肩を叩かれる。
「ん？」
振り向くと、朝練の後だからか少し汗をかいたシゲ。
「数学の課題やった？」
「やったけど」
「写させて」
昨日はなんだかんだお世話になったし、素直にノートを渡す。
まだ来てない神ちゃんの席にまたがって座って、私の机の上で写し始めるシゲ。
「そういえばさ」
半分くらいまでやったところでシゲが口を開く。
「だいじょぶ？」
前髪を右手でかきあげながら少し首を傾けるシゲ。
自然と上目遣いになってる。
そういえば可愛い顔してるんやった。
「あ、うん、平気やで」
「ほんま？昨日全然返信来なかったから死んだかと思った」
「ああ、近所のお兄ちゃんみたいな人に家の近くでたまたま会ってな、ご飯連れてってもらってん」
「へえ、ええなー」
「でしょ」
「うん。…まあ生きてたならええねんけど」
「フフ、ごめんね。LINE気づかへんくて」
「ええよ、それは。……小瀧とは、普通に帰った？」
少し音量を下げたシゲに聞かれる。
「うん…まあ」
まあほぼ家やったし。帰ったうちに入るはず。
「ならええわ」
「フフ」
「……なぁ、あいつさ」
「のんちゃん？」
「うん。あいつほんまに気づいてへんの？」
「なにが？」
「お前のこと」
「え？」
「お前が……そのー、すきって」
「気づいてへんやろ。というか気づいてたら困るから！」
「いやー、でもなんか」
「何？」
「なんかー、他の女子とはちゃう感じするで」
「それはまあ幼馴染やしそんなもんやないの」
「んー、なんていうんかな、なんかさ。Aのことは俺が一番わかってる的な雰囲気を感じんねん、あいつから」
普段シゲに『A』って言われることなんてないから、なんだかドキッとした。
「まあ一応長いこと知ってるしなぁ。あ！てか昨日シゲのこと好きなん？って聞かれたし。絶対気づいてへんわ」
「へえ、なんて言ったん？好きって？」
「ハハ、なんでやねん！言わんわ」
「おまえ！そこまではっきり言われると傷つくわ！」
朝からゲラゲラ笑うシゲ。
「あ、神ちゃんおはよ」
「おはよー」
挨拶したのにシゲは席をどこうとしない。
「シゲ邪魔」
「ちょお待って、もうちょい」
そう言われると大人しく横に立って待ってる神ちゃん。優しい。
「できたー！ありがとう」
「はーい」
ほぼ同時にチャイムが鳴って、シゲが席に戻っていく。
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花音(プロフ) - ルリさん» 原因がやっとわかり、気づいたところは直させていただきました！ところどころまだ直っていないところもあるかもしれませんが、読めるものにはなったと思います。ご迷惑おかけして申し訳ありませんでしたm(__)m (2017年3月2日 12時) (
レス) id: a2ab04aa9f (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 文字化けが多く、ちゃんと読めません。 (2016年11月3日 18時) (レス) id: bcbf5ed211 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - @neさん» ありがとうございます♪わたしも書いてて重岡くん！ってなってます（笑）これからも楽しんでいただけるように頑張ります！ (2016年6月13日 23時) (レス) id: f47d949a46 (このIDを非表示/違反報告)
@ne(プロフ) - いつも楽しく読んでます！しげ優しすぎてキュンキュンしてます（笑）これからも更新頑張ってください！ (2016年6月13日 21時) (レス) id: b9c4aa2937 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - # : h i r a r a .さん» 教えていただいてありがとうございます！直しておきました、たぶん大丈夫なはず、です！ゆっくりで申し訳ないですが、これからも読んでいただけたら嬉しいです(*´∀`) (2016年6月13日 7時) (レス) id: f47d949a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花音
| 作成日時：2016年5月28日 13時
