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「君はいつもそうだ…何故何も言ってくれないんだ。…少しは頼って欲しい」


鋭い炎柱様が相手では隠し通す事はできないだろう

案に触れないで欲しい意を、話を逸らすことで遠回しに伝えたが許されなかったらしい



ここまで踏み込んで来る炎柱様を意外に思った

彼は人との距離感に鈍くはないから



「いつも頼ってばかりです。炎柱様にも友人にも…」

「深層の思いを吐露することはないだろう。君は自分の内に秘めてばかりだ」

「…例えそうであったとしても、たくさんの人達に助けて貰っているのは事実です」



自分としては充分に甘えている自覚はある

冗談を言って笑い合ったり、ご飯を食べたり、
共に戦う

もう口に出すことはないが、慕う相手に想いを伝えることをできる幸せ



今の自分は満たされていると自信を持って言える


だからこそ炎柱様が何を言いたいのか理解できなかった


「私は失礼ながら…ずっと炎柱様が心配でした。貴方は心を燃やしてただ直向きに努力する人ですから…」

「……」


自分の話しに逸れると思っていなかったのか、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をする炎柱様にクスリと笑みが溢れる


「それを重荷にしているとは思っていません。しかし、貴方が人であることには変わりない…いつかそれを重く感じてしまうかもしれない。だから少しだけでも分けて欲しかった」


目を閉じれば浮かぶ暖かい瞳

暖かい笑顔

暖かい声


「私は…貴方に生きて幸せになって欲しい」


それを喪うなんて考えられない



「…だから想い合っている方がいると知って安心しました。その方を想っているなら最期の時、決して諦めるような選択肢はされないでしょう?」


生き抜くために無様な程に足掻いて欲しい

誰か彼の心を引き留めて置いてと


強く願った






「……君は…」



千寿郎くんのように、へにゃりと垂れた眉に覇気が感じられない瞳に笑みが溢れる


「それと訂正です。何かを勘違いしていらっしゃる様子ですが、私は今人生で一番満たされているんです!誰かの優しさに触れることも、助け礼を言われることも…その喜びを初めて知ることが出来ました」



その中でも一番の幸せは貴方に恋をしたこと

口には出さずそっと胸奥に仕舞う




「では君は…」




だからお願い







「本当に生きたいと思っているのか?」







誰も私に入って来ないで

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chiaki0708(プロフ) - 私も煉獄さんと結婚したい!!!そしてこのお話は2回目でもとってもやっぱり面白い!!なんなら新たな発見できて面白すぎる!何度読んでも素晴らしい作品!!!数ある煉獄さんの夢小説で1番好きです!!! (2021年12月5日 14時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 愛弓さん» したい! (2021年11月6日 12時) (レス) id: 9c488eb26d (このIDを非表示/違反報告)
愛弓 - 杏寿朗さんと結婚したい (2021年11月6日 9時) (レス) @page2 id: cf70200c76 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - カレンさん» 初めまして!読んで下さってありがとうございます(*´∀`)♪パスワード解除したので宜しければどうぞ! (2021年2月13日 8時) (レス) id: 9c488eb26d (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - えこさん» はじめまして!コメントありがとうございます(´▽`)楽しんで抱けてとても嬉しいです!!まだ中身なかったのでパスワードしてましたが2話作ったので解除しました!宜しければ読んでやって下さい(´▽`) (2021年2月13日 8時) (レス) id: 9c488eb26d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かのん | 作成日時:2020年11月25日 23時

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