転生した幻王様と剣武魔神!？ (ページ10)

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EPISODE Ⅵ：地球外妖怪ページ10

～ガシャガシャがある所～

ウィスパー「はぁ……はぁ……ここなら来ないでうぃす。」

……ウィスパーって浮いてるから疲れないんじゃ……。

白虎「玄武……どうしたんだよ？」
玄武「……鬼まろについて、何も聞いてないぞ？」
阿修羅「あ……。」

ジーッ

ウィスパー「うぃす!？」
ユミ「……鬼まろって何？」
ウィスパー「……えーっとですね、鬼まろと言うのは…。」

そう言いまた妖怪パットを見始めた。

白虎「また？」
ウィスパー「あ、あったあった。」

……。

ウィスパー「鬼まろと言うのは、千年に1度、宇宙からやって来る妖怪の事でうぃす。」
白虎「要するに、地球外妖怪って事か？」
ウィスパー「うぃす。」
ユミ「でも日本語わかるんですね……？」
ウィスパー「妖怪ですから。」

答えになってない……。

ウィスパー「それで、鬼まろは人に取り憑いて悪意を増幅させるんです。簡単に言えば”ウイルス“の様な物ですね。」

ウイルス……。
鬼まろウイルス……？

ウィスパー「そして、時間が立てば“あいつ”が……鬼まろのボス的な？社長的な？パートリーダー的な？課長的な奴がやって来るんです。その名も……鬼王・羅仙。」
白虎「何か途中ふざけてないか？」
ウィスパー「気のせいでうぃす。」

気のせい……じゃないと思うな……。

ユミ「……と言うか課長より社長の方が偉いから課長は違うんじゃ……。」
ウィスパー「そこ初めて突っ込まれたでうぃす。」

……マジ？

ウィスパー「だって今初めて言ったから～。」

……そういう事？

朱雀「はぁ……ふざけるのは大概にしろ。話が進まん。」
ウィスパー「わかりまうぃす！」
白虎「わかりますなら最初からやれよ。」
ウィスパー「いえいえ。意味はわかりました。でうぃす。」
白虎「……。」