転生した幻王様と剣武魔神！ｰ特別集Ⅱｰ (ページ28)

今日:3 hit、昨日:36 hit、合計:9,019 hit

SABU ⅦⅩⅡ：友達 EpⅣ ページ28

玄武「早急に退学を…、
白虎「けどよ。」
……何？」

白虎「中学入って、面白い事があったんだぜ！
例えば……えっと、蒼風……だったけな？
お前に会った事だ！」

朱雀「……私に…？」

白虎「そうだ！
生徒会長さんもそうだぜ？」

白虎「何か、懐かしい様な、既視感があるような…。」

…同じだ。
私も、霊地と生徒会長。

この2人には、どこかで会った事がある気がする。

いや、確か他にもいた気が…。

……。

まだ、何も思い出せない。

それに、初めてだ。

私はずっと独りだった。

それなのに、今何故か『面白い』と目の前で言われた。

玄武「…………全く。」

玄武「…今回だけだ、これを許してやるのは。」

白虎「お！サンキュ！」

玄武「それと、敬語を使え！
一応私は3年だぞ！」

白虎「えー、良いじゃねーか……な！“朱雀”！」

……？

朱雀「名前……。」

白虎「あと……玄武な！玄武！」

玄武「だから！敬語を！使えッ！」

白虎「何でだよー！さっき朱雀だって玄武に対して私語使ってたろ！」

玄武「蒼風は同じ生徒会だから許しているのだ！
…いや、それなら朱雀でも良いな…。」

……いつの間にその様な許しが…。

それに、げん……生徒会長も名前呼びか…。

朱雀「…… (『面白い』…。)」

白虎「んぁ？」

朱雀「いや、何でもない。」

『面白い』のは、私ではなく。

“其方”達であろうに…。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

幻獣組集合！

次は仏かー!？

それとも──。