転生した幻王様と剣武魔神！ｰ特別集Ⅱｰ (ページ17)

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EVENT ⅩⅡ：エイプリルフール前編ッ！ページ17

エイプリルフール…それは、
年に1度だけ嘘を付ける日…。

ユミ「しょーーかんッ！」

ジュニア「ジーたん！だぜ！」

フフフ……フハハハハッ！
(悪役風)

～白虎の部屋～

ピーンポーン

ガチャ

白虎「…ぁ？」

シン？「タマ公！」

白虎「……シン？は？」

白虎「おま、世界の扉から来たのか…？」

シン？「うん！ (だぜ。)」

白虎「…………？」

シン？「あ！な、何でもないよー！あはは…。」

シン？(じぇじぇ～…(汗)

白虎「…で、何の用なんだ？“ジュニア”。」

シン？「……え？」

白虎「だって、今世界の扉は開いてねぇだろうが、何よりシンは『だぜ』とか言わねぇし。」

ジュニア「じぇじぇ～……。」

白虎「次からはもっとマシな嘘付けよな、エイプリルフールだからってよ。」

白虎「……まぁ、朱雀とか忘れてて何で嘘付いたかはわからねぇだろうけど、勘は良いからな～…気を付けろよ？」

ジュニア「わかった！だぜ！」

～さくら第二中学校校門前～

朱雀「部活で帰りが遅くなってしまったな…。」

大人アキノリ？「よ！」

朱雀「アキノリ…？どうしたのだ？」

大人アキノリ？「たまたまだけど…意図でここに来たと思ってんのか？ (だぜ。)」

朱雀「…だぜ……？(ﾎﾞｿｯ」

大人アキノリ？(また『だぜ』でバレそうだじぇ…！)

女子生徒1「あ！蒼風…さん…………え？あ、大人の男性と……あ、歳上の男性好きなんですね…失礼しまぁぁすッ！」

朱雀「…………はッ!？」

朱雀「少し…良いだろうか……？」

大人アキノリ？「お、おう…？」

朱雀「何故そんな事をしているのかは知らぬが……ジュニア、これ以上やるとどうなるか…わかっているのか？」

大人アキノリ？「じぇ……!？」

ジュニア「じぇぇぇ……。」

朱雀「はぁ……おかげで変な誤解が生まれたぞ…。」

ジュニア「ジーたん、エイプリルフールだから、ユミに言われたぜ…。」

朱雀「待て。」

朱雀「今日はエイプリルフールだったか？」

ジュニア「4月1日、エイプリルフール！だぜ！」

朱雀「…………。」

ジュニア「朱雀、行事、忘れがち？だぜ？」

朱雀「そう言わざるをえないが……後で覚えていろ、
ユミ。」