転生した幻王様と剣武魔神！NEXT STARTｰ切離天夢ｰ (ページ26)

今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:5,729 hit

EPISODE ⅩⅢ：妖聖剣-炎暝鎌ページ26

暁(テレパシー)≪…皆、聞こえているか？≫

朱雀(！ …ユミ……いや、幻王様。)

アメリ≪みんな…って事は、他のみんなも聞こえてるの？≫

暁≪嗚呼、今はこれを利用して、玄武や白虎達にも連絡をしている。≫

白虎≪いきなり何なんだ？ってか、何で授業中に…。≫

玄武≪どうせ、白虎は居眠りしていたのだろう？≫

白虎≪してねぇよ！今は真面目に聞いてるからな！≫

阿修羅≪んでェ？わざわざ幻王様がどうしたんだ？≫

暁≪…昨日、切那が持っていた刀を覚えているか？≫

朱雀≪…刀…？そう言えば持っていたな。≫

白虎≪だな。≫

暁≪…あの刀は、

、

、

、

、

前世での我の母が使っていた物だ。≫

白虎≪……盗んだ、のか…？≫

暁≪いや、正確的に云うと[共に消えた]か。≫

妤々≪…消えた……？≫

朱雀≪…それにしても、先代は女故暁を認めていなかったが…、一体どういう事だ？≫

暁≪…詳しくは、わからない。≫

暁≪だが、あの刀は母が持っていた…、≫

暁≪…“妖聖剣・炎暝鎌(えんめいれん)”と同じだった。≫

白虎≪…えん、めいれん…？≫

朱雀≪炎暝鎌だ、つまりは鎌の妖聖剣か…。≫

玄武≪剣、斬、斧、槍、丸、弓…そして鎌…か。≫

阿修羅≪俺だけ適当じゃね？≫

アメリ≪だってアシュラ業炎丸でしょ？≫

妤々≪と云うか[炎]って漢字被ってないかしら。≫

暁≪何故あの妖聖剣を所持しているのかは謎だが…、Exterminateの意味とやらと共に考えるか。≫

白虎≪って事は、今日も俺んち集合な！≫

暁≪否、今回は霧立神社にしようと思う。≫

アメリ≪…私の家？≫

暁≪嗚呼、代々妖怪に纏わる知識を持つ者が住まいし霧立神社、そこにある昔の文章を読み解けば、何かわかるかも知れないからな。≫

アメリ≪わかった、じゃあ帰ったらお母さんとお父さんに伝えるね。≫

暁≪よろしく頼む。≫

ガラッ

先生「暁ー……あいつどこ行った!？」

暁≪うわ!？≫

白虎≪どうしたんだ!？≫

暁≪すまないが切るぞ！≫

朱雀(…先生がユミを連れ戻しに来るのを伝え忘れてた…。)