転生した幻王様と剣武魔神！ｰ永創試練ｰ (ページ44)

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EPISODE ⅡⅡⅩⅣ：蘇りつつある記憶ページ44

～校門前～

そう言えば、何で話し掛けて来たんだろう。

…。

玄武「…む？」

玄武「もしやお前が、転校生の暁ユミか？」

ユミ「え？あ…、はい。」

玄武「そうか、私は生徒会長の宝典止玄武だ。」

ユミ「…あ！そう…なんですか、よろしくお願いします！」

私は頭を下げた。

玄武「そこまでかしこまる必要は無い。」

ユミ「…そう……ですか。」

玄武「ちなみに、ちゃんと勉強は劣らぬ様。」

…？

???4『ちゃん─────い。』

???3『げん─────な。』

……なんだろう、わからない…。

玄武「…どうした？」

ユミ「い、いえ、なんでもないです…では！」

私は走った。

なんだろう、この記憶…？

知らない…けど知ってる…！
みんなも…？

ユミ「あッ!!」

…転んだ。

……記憶が…欠けてる…？

それとも…？

阿修羅「なぁ、そんな所に座って、どうしたんだァ？」

ユミ「…転んだ。」

阿修羅「…ってかその制服…近くの中学校じゃねェか。」

阿修羅「転校生か何かかァ？」

ユミ「……は、はい！」

???3『あ──は─────だな。』

???5『褒めて─────よ。』

…また。

ユミ「…その、弟…迎えに行かないと行けないので！」

阿修羅「お、おぅ、そうか。」

ユミ「では！」

…さっきから、なんなの？

これで4人目……なんで？

なんでこんなのが…？