転生した幻王様と剣武魔神！ｰ永創試練ｰ (ページ42)

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EPISODE ⅡⅡⅩⅡ：何事も無かったかの様に… ページ42

～丘の上のマンションユミとユニの部屋～

ピリリリリリピリリリリリ←アラーム

ユミ「…ん…………。」

ユニ「姉ちゃん！おーきーてー！」

ユミ「…起きてるよ……。」

ユニ「もう……先に学校行くよ。」

ユミ「…学校…………あッ!!今日から学校だったッ!!」

ユニ「……。」

ユニ「じゃあ、行ってくるね。」

ユミ「ちょっ！待ってよーーッ!!」

ユミ「途中まで送っていくよ？」

ユニ「う…嫌でも通学路が一緒だから言い返せない…。」

～さくら第二中学校校門前～

ユミ「じゃ！」

ユニ「うん！」

男子生徒1「でな？」

白虎「確かに！」

……？

私は後ろを振り向いた。

男子生徒1「…どうしたんですか、先輩？」

ユミ「え？ううん、なんでもないです…よ！」

白虎「じゃあなー！」

男子生徒1「ちょっ、敬語！」

???『俺────な！』

???2『げ───は────。』

???3『ま、───。』

……。

びゃ……なんだっけ？

～2年B組～

ユミ「は、初めまして…！ケマモト村から引っ越…して来ました、暁ユミ…です！」

先生「暁の席は蒼風の隣だ、蒼風。」

朱雀「…はい。」

女子生徒1「え、良いなー(ｺｿｯ」

女子生徒2「だね、学校の中でもイケメンだからねー(ｺｿｯ」

私は蒼風さんの隣に座った。

何か…話し掛けづらい……と思ったけど、案外そうでも無かった。

ユミ「は、初めまして…です(ｺｿｯ」

朱雀「嗚呼、よろしく頼む(ｺｿｯ」