転生した幻王様と剣武魔神！ｰ永創試練ｰ (ページ29)

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EPISODE Ⅱ0Ⅷ：気付いて…くれるかなページ29

アメリ「さ、酒呑君！」

ハルヤ「…誰だお前は、そして何故俺の名を知っている？」

ナツメ「ちょっと！酒呑君！この人達は、30年後の未来から来たのよ！」

ハルヤ「そうでしたか、姫。」

ハルヤ「…そちらでの姫は、どうしている？」

ユミ(…1番聞いてほしくない質問…ッ!!)

ユミ「わからないかな、この中に天野とか月浪とか名字の人いないから…。」

ハルヤ「……。」

アメリ「あ、あの！」

ナツメ「ん？何？」

ハルヤ「貴様ッ!!」

…………今、凄くヤバイ事を思い出した。
今、朱夏は空亡の事をものすごく恨んでいる事を…。
もし私が空天(空亡)の生まれ変わりだって言えば…それはそれでヤバイ事に……。

アメリ「…わ、私……有星アメリです！」

アキノリ「有星ーーーッ!？」

おばば「なんと!？アキノリが結婚じゃとッ!？」

アキノリ「えぇ？どんな人かな～？やっぱり、アヤメさんとか～❤️」

アキノリ「デヘヘ～❤️」

ユミ「アメリー、結婚相手の事は言わない方が良いぞー、未来が多分変わるからー。」

アメリ「えッ!？」

ハルヤ「おい貴様！アメリと言ったか？」

ハルヤ「馴れ馴れしく姫に接するなッ!!」

コ、コピペ…。
と言うよりも、酒呑君の態度…未来と違い過ぎでしょ。
[暑い]って言ったらアイスを山程買って来そうな…。
[眠い]って言ったらハンモックを持って来そうな…。
完全にしもべやってます…て？

ユミ「…後はユニか～。」

トウマ「ユニ？」

ユミ「私の弟！」

ナツメ「あ！ユミちゃんも？私も弟がいるんだ！」

ユミ「…だけど、この世界のナツメ達はこの世界で、」

ユミ「私達の世界の事は私達がする。」

ユミ「だから、各々自分の世界に。」

トウマ「…確かにそれも一理ある…。」

白虎「へぇ、ユミにしては結構正論言うじゃん？」

ユミ「……反論出来まい…。」

チアキ「僕達は行くから、そこよろしく。」

ケータ「え？じゃあ俺達の元の世界に……んな事言うかー！」

ケータ「俺とシンはナツメさんの世界を救う！」

ケータ「ナツメさんの世界を救ったら、アメリさん達の世界を救う！」

アメリ「ありがとう！」

ユミ「…じゃ！またどこかで！」