転生した幻王様と剣武魔神！ｰ永創試練ｰ (ページ16)

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EPISODE ⅠⅨⅩⅧ：fara・Ruby ページ16

シャルル「あ、ありがとう！」

テレレテッテレ～♪
シャルルはリアリス心承鏡を手にいれた！

……ん？
今、自分の意思じゃない台詞が…。

シャルル「……そういえば、」

シャルル「最初言ってた……[その名を聞くのは久しい]って、どういう事？」

蒼空「……。」

…え？

キャロン「シャルル、それ…？」

シャルル「…。」

蒼空「…………少し長くなるが…それでも良いか？」

シャルル「じゃやめる。」

蒼空「おい少しでも興味があるのなら聞けー！」

蒼空「興味が無いなら最初から聞くな！人に話を聞いておいて[じゃやめる]ってどういう事だ！そんな事言っていると、友達1人も出来ないぞ！友達1人もいないな!？さては!？(ﾈﾁﾈﾁ」

海美「…姉さん(汗」

蒼空「…じゃあ聞くよな？」

シャルル「は、はい！聞きます！」

蒼空「……。」

蒼空「あれは、2年前の事だ……。」

蒼空part

～回想双剣山西の山洞窟～

蒼空『……この双剣山へ、何しに来た？』

???『え？………あの！ここ…って……？』

蒼空『…なんだ、迷子か。』

そいつは、紅色の瞳をしていてな。
生まれた時から妖怪が見える体質の。
[珍しい]と思って。
本来我等神々が思いにつれ、紅色や血色をした瞳の者は危険人物とされていた。
(女郎蜘蛛憑依中の姫乃アヤメみたいな)
だがそいつだけは、そう言う殺気なのは感じられなかった。

蒼空『貴様、名は？』

ファラ『…私は、ファラ・ルビー、弟と妹がいるの、弟がお兄さんでね、妹思いなの。』

シャルル「そ…ファ…ラ……？」

キャロン「ファラ…お姉ちゃんの……事…？」

蒼空「やっぱりお前等、あいつとは家族構成だったんだな、名字のルビーを聞いた時、もしやと思ったが…。」

海美「私は、そもそも彼女と会っていないから、あなた達のお姉さんの名前を聞いても、ピンと来なかったの。」