tales of Shadow (ページ13)

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Ⅶ．Ⅴ，続きページ13

フィリス「私は大司祭様と共に、大聖堂へ行ったのです。そして命じられるまま、この部屋の封印を解いてしまいました……。」
アイルツ「文献の読解力によほど秀でていないと、封印を解くことなど不可能なはず。フィリアの持つ豊富な知識が、あだになってしまったか……。この部屋に入った時、向こうの台座に、何か置かれていなかったかね？」
フィリア「はい。巨大なレンズの様な物が。大司祭様はバティスタ等に命じて、それを持ち出そうとしていました。」

バティスタ？

ルーティ「巨大なレンズ……聞き捨てなら無いわね。」
アトワイト≪変な皮算用はしなくていいわよ。≫

ガルドの事か。

ガルド→お金

フィリア「司教様。あの物体は、一体……？」

アイルツ司教は台座の前に立った。

アイルツ「神の眼だ。」
フィリア「えええっ、まさか！天地戦争を引き起こす原因になった、あの神の眼ですか？」

天地戦争？

スタン「天地戦争？」
ディムロス≪…………。≫

？

フィリア「どうしてそんな物がこの神殿に？本当に、本物の神の眼なんですか？」
リオン「今はお前の話を聞いているんだ。」

そうだったな。
早く続きを話せ。

フィリア「は、はい。そうでした……。」

フィリア脳内再生↓

???『フィリア……私と共に来ることを、拒むと言うのか？お前には失望した……この場で石と化すが良い！』

脳内再生終了。

フィリア「大司祭様が触れた途端、神の眼が光り出したのです。するとその場にモンスターが……！私は……そのせいで石に……！」

またフィリアは倒れた。

スタン「無理しなくて良いから。」
フィリア「す、すみません……。」
リオン「グレバムが神の眼を、どこへ持ち去ったかわかるか？」
フィリア「おそらく……カルバレイスだと思います。体が完全に石になる直前、大司祭様が話すのが聞こえましたから。」
リオン「カルバレイス……入れ違いになったかもしれない。」
シャルティエ≪どういう意味です？≫
リオン「神の眼をカルバレイスへ運ぶとしたら、かなり大型の船が必要になる。大型船が接岸できるのは、この辺りではダリルシェイド港だけだ。」

なるほどな。
それで入れ違いになったと……。