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゜
疲れることなくどんどん階段を登っていく
ハスキーに対して私はもう体力の限界
一旦立ち止まって呼吸を整える
「はぁ……はぁ……っ」
すると、廊下の奥から男の叫び声が聞こえてきた
「ぎゃああああああっ！！」
突然のことで、思わず短い悲鳴が口から溢れた
恐る恐る角から廊下の様子を窺うと、
窓ガラスがそこら中に散らばってて
壁には真っ赤な血
ところどころに赤い塊が飛び散ってて
さらには人が倒れていて……
「なにここ、なんなのここ……！？」
一気に怖くなって、目から涙が出そうになった
一体どうなってるのかここは
まさか……まさか、ここが喰種組織の―――
恐ろしい考えが浮かんだ
まさか、でもこんな酷いことなんで…
ﾊｽｷｰ「わん！」
私を急かすように階段の上から
ハスキーの声が聞こえた
そうだ、あんまりもたもたしてると
ハスキーも危ないかもしれない
早くハスキーを捕まえて避難所に戻らないと…！
一気に階段を休まずに登って行くと
屋上への扉があった
ハスキーはその扉を前足で引っ掻いてる
この先に何が………
そう思って、扉にピッタリ
体を密着させると少し声が聞こえてきた
男「トー…んを傷つけた………殺す……無理だよ」
男の人の声が聞こえる
何を言ってるのかは断片的で
よく聞き取れないけど絶対に良くないことだろう…
そうして耳を澄ましてると、
聞き覚えのある声が私に聞こえてきた
「ちっ……ぱ野郎が…！
……ろすのは無理？あいか……甘」
この声はまさか…いつも聞いていた声
大好きなあの人の声、今一番会いたかった彼の…
とその時、物凄い騒音がした
堅いものが割れてるようなそんな音
こっちにまで振動が伝わってきて、
とにかく尋常じゃない
男「だ…ら、絢都君。―――君は半殺しだ」
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結輝 - アヤト君がかっこいいですね( 〃▽〃)続きが気になります!! (2015年9月22日 8時) (
レス) id: 34449ae5bd (このIDを非表示/違反報告)
菜々華(プロフ) - 症候群さん» コメント見て笑っちゃいました笑笑 私めっちゃ亀更新だから(´-ω-｀)笑 ぜひまた続き読んでください笑 (2015年6月24日 23時) (レス) id: 510cc0905f (このIDを非表示/違反報告)
症候群 - うぉぉおぉ！！面白いのに何で人気でないの！？ (2015年6月24日 17時) (レス) id: 0198776e94 (このIDを非表示/違反報告)
腐苺(プロフ) - 最高に面白いです！う゛ー！続きが気になるー！ (2015年6月21日 19時) (レス) id: 4d5ebacb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々華 | 作成日時：2015年5月29日 17時
