お兄ちゃんと相談 ページ10
「よかったじゃない。その高校なら、受けてもいいんじゃない？」
「まぁ断る理由もないんじゃないか？」
「………そ、だよね…やっぱり」
予想していた通りだといえば
その通りだった
わたしがもともと目指していた学校は
本来私のレベルには適していなかった
簡単に言えば偏差値が足りていないのだ
担任には“もう少し頑張れば不可能じゃない“
とは言われたけど
あの試合で自分に自信をなくして以来
受験にもビビリになってしまったようで
推薦という甘い言葉に揺らいでしまいそうにもなった
けれど、担任に告げられた学校名に
一気にその気も失せた
「まぁここから通えない距離でもないし…考えてみたら？といっても明日提出なら考えるも何もないかもしれないけど」
「お金のことだとかを考えているのなら、気にせず自分の好きな方を選びなさい」
「………うん、ありがと」
進路調査票を片手に
明日の昼からまた仕事だからと実家を後にする長男を
玄関から家族総出で見送った
離れたくない、帰らないでと泣きじゃくっている
夏樹を軽々片手で抱き上げている賢二郎のことが
なぜか見れなかった
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いもけんぴ(プロフ) - だいすき…最高っ…更新などとても大変だと思いますが主様のペースで無理のない範囲で頑張ってください！応援してます✊‼️ (12月3日 23時) (
レス) @page45 id: d551381a46 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - 最高です！ (11月28日 17時) (レス) @page43 id: 2eed20377d (このIDを非表示/違反報告)
比羅(プロフ) - 面白いです。 頑張ってください (11月18日 20時) (レス) @page36 id: 68ad18c6c6 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - わかりました！たのしみにしてます！！！ (11月12日 12時) (レス) id: 2eed20377d (このIDを非表示/違反報告)
momokano627(プロフ) - リンゴさん» コメントありがとうございます！私情で申し訳ありませんが、最近色々と忙しく時間のある時にちょっとずつ書いているので、頻度は未定です。ちょっとだけの時もあれば、一気に何話も更新することがあるので、気長に待って貰えると嬉しいです！ (11月11日 20時) (レス) id: 2de2232d88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますもも | 作成日時：2023年10月29日 3時
