今、幸せ...？ (ページ3)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:359 hit

第2話ページ3

教室に着くと既に何人かが教室にいる。
...ちょっと見られるの恥ずかしい。

私の席は廊下側1列目の前から2番目。席についてもう少し後ろがよかった等と考えていると前の席の子から声をかけられる。

真理『お、やっと女の子きた！ここの周りの席殆ど男子だから嬉しいわー(笑)これから宜しくね！』

この子はフレンドリーな感じで喋りやすそうだ。

貴『宜しくね。』

真理『名前なんて言うの？私は真理だよ。呼び方はなんでも構わないよ！』

貴『じゃあ、真理って呼ぶね。私はAだよ。私も呼び方はなんでもいいよ。』

真理『じゃあAって呼ぶよ』

これならぼっちにならないで済みそうだ。

会話が盛り上がると、真理の隣に誰かが座った。

？『あ、Aじゃん、これで7年間同じクラスってことだな。』

小学校からの友達の駿太だ。
こいつは何かとからかってくるからムカつくが嫌いという訳では無い。友達としては好きである。

貴『お前か(笑)まぁ、また宜しくな』

駿太『おうよ』

取り敢えず賑やかになりそうだ。