第七話 ページ8
「…い、……いよ……」
僕は走った。此処が何処だかわからないのに。
「待っ……い…ん…!」
あれ？誰かが僕についてきてる。見た目からとると、僕より年下の男の子。
「何してるんで…か？早く…くださ…」
だんだんはっきりしてきた意識。この声は、クロノアさんだ。これは、何をしてるんだ。
「ぺいんとさん!クロノアさん…僕、つか…た」
はっきり聞こえない、誰かの声。でもこの声、何処かで聞いたことある気がする。
「早くついてこいよ!!…がみ!」
僕が誰かを呼んでいる。誰に叫んでるんだ？
「待ってください!ぺいんとさん!!」
はっ、とする。僕の名前を呼んで、一生懸命僕の所に寄ってくる。だんだんと意識が飛んでって、僕のもとに来る誰かが、誰かわからない真っ黒なまま、世界が真っ白になる。
ぺ「ぅ、」
目が覚めると、時刻はまだ深夜の３時だ。
なんだ、夢か。
かすかにはっきりと、誰かが僕の名前を呼んだのを覚えてる。思い出そうとすると、少し怖い、そんな夢。なんだったんだろ、あの夢。
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愛 - すごい！泣きました！w (2018年1月14日 19時) (
レス) id: 0cc75650ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - むっちゃいい！ (2018年1月13日 21時) (レス) id: 1c367756f8 (このIDを非表示/違反報告)
くりふわ - 感動しました！すごくいい作品ですね…！ (2017年4月24日 16時) (レス) id: 77ed961b3e (このIDを非表示/違反報告)
plusありす(プロフ) - もうめっちゃ泣きました！素晴らしい作品をありがとうございました！ (2017年3月24日 22時) (レス) id: 74e7d162de (このIDを非表示/違反報告)
小悪魔架乃 - ヨルs>ありがとうございます!!(泣) (2016年3月14日 18時) (レス) id: 1708a9b706 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小悪魔 架乃 | 作成日時：2015年11月11日 12時
