[実況者]ゴーストストレイト<マイクラ日常> (ページ5)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:10,494 hit

第四話ページ5

「はい、ごめんねぺいんとくん。」

ぼーっとしていた僕の前に、温かいペットボトルが見えた。なんだ、おごってくれるのか。案外いいやつだ。

ぺ「ありがとうw…で？用事って…」
「そ、それなんだけど…私、探偵やっててね。知ってる？あ、知らなくてもいいんだけど、今考えてる事件がすっごく難しくて…よく分かんないの。」

なんか、話長くてついていけない。しかも変なこと口走ってる。てか、それをなんで僕に聞くんだろ。

「で、ぺいんとくんは、知ってると思って。」

知るか事件なんて。僕事件なんて巻き込まれたことないし。

ぺ「？」
「この子、死神くん、って言うんだけど、もう昔死んでるんだよね。なんで死んだのか、あと、遺体も見つかってないし。よくわかんなくて。で、今分かってるのは…」

死神というやつの写真と思われるものを見ながら話してくれる。でも長い。長くて僕聞いてらんないよ、こんなの。そもそも、死神って、誰だ？聞いたこともないんだが…

「ある日死神くんとぺいんとくん、クロノアさんで山に遊びに行ったら、帰ってきたときにはもう死神くんはいなかった、って。…覚えてる？」
ぺ「…は？w僕、死神ってやつ、本当に知らないけど…」
「でも、調べてたのには確かに…」

ぺ「だからっ!!知らないものは知らないんだって!!ほっといてくれよ!」

僕はイライラしていたので、つい口走ってしまった。こんな風になるつもりはなかったのに。てか、なんで僕は知らないことで怒ってんだ？わけがわからない。頭の中で回る苛立ちは、僕には抑えきれず、その場を後にした。