彼女の個性２【僕のヒーローアカデミア】 (ページ12)

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43話ページ12

マイク《おい、おい！第一関門チョロいってよ！んじゃ、第二関門はどうさ？落ちればアウト！それが嫌なら這いずりな！ザ・フォール！》

私達の目の前には、たくさんのロープが張り巡らされているだけの崖だった。

麗日｢いつの間にこんなステージ作ったん？｣

『...怖い』

恐怖でしかなかったが、のうちゃんが
第二関門を難なく突破してくれた。

その頃、観客席では。

マイク《さぁ、戦闘は難なく一抜けしてんぞ！》

｢1位のヤツ圧倒的じゃんか！｣

｢“個性”の強さもあるが、それ以上に素の身体能力と判断力がずば抜けている｣

｢そりゃそうだろ。あの子、フレイムヒーローエンデヴァーの息子さんだよ！｣

｢どうりで！オールマイトに次ぐトップヒーローの血か！｣

｢早くもサイドキック争奪戦だな！｣

1位の少年＿轟焦凍を見て、歓喜の声を上げていた。

マイク《最終関門！かくして、その実態は…一面地雷原！地雷の位置はよく見りゃ分かる仕様になってんぞ！目と脚酷使しろ！ちなみに地雷は競技用で威力は大した事ねえが、音と見た目は派手だから失禁必至だぜ！》

ひぇなんとも怖いところ...
ここはのうちゃんじゃないほうがいいかも...

私はすぐのうちゃんに”ひらちゃん”に変わるように
いいひらちゃんに変わった。

すると背中に羽が生えた黒い化け物が出てきた。

ひ｢A！久しﾌﾞﾘ！｣

『ひらちゃん！ごめん！後でたくさん話すから
今はこの地雷原を抜けて！』

ひ｢分かｯﾀ！｣

そう言うとひらちゃんは私を抱え、空を飛んだ。