男の子。 ページ28
病院の庭にいた。運よく誰もいなかった。
「うぅ…」
死「ぺいんとさんの事、好き何でしょ?」
「好きだよ、好きだった!!!バカ!!」
死「えぇ…。とにかく、告白しよう?死ぬ、んだったら…その前に…」
そう、ともさんに言われた。私は死ぬ。もうすぐで、死ぬ。
「死にたくない…っ」
死「…そんなこと、言われたって…僕には、なんにも…」
死にたくない。
男「あーAさんいたー」
「…浩介くん?」
浩「なんで泣いてるの?どうしたの?…あ、後輩のモテる死神くん!!!」
死「モテても嬉しくないです…」
浩「へぇー珍し!!モテるのが嬉しくないなんて…で、Aさんどうしたの?」
全然仲良くないやつに話しても何の得もないし、てか何故ここが分かったのだろう。
浩「死ぬの?」
「!!」
死「!?ちょ、何で…!知って…!?」
浩「え、嘘…wマジなやつ?これ…」
「帰って!!!出てけ!!」
浩「ちょ、何で?」
「いいから!!!」
浩介くんを押し出して庭から追い出すと、そこにつったってぼーっ、とした。
死「Aさ…ん」
と「おーい」
上を見ると、二階の窓から手を振るともさんが目にうつった。
と「話したいことあるから!!そこでちょっと待っててー」
言い捨てて視界から消えた。話したいこと。
死「…!いや、違うか…」
死神くんは口元に手をやり、うんぬん考えていた。
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あうなの(プロフ) - UTMさん» はるか昔のコメントにリプwwww(はい!小悪魔です!見てくれてありがとうございます!( ´ ▽ ` ) (2017年7月24日 2時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
UTM - あ、小悪魔 架乃さん!?占ツクでもやっていると聞いたので・・・!! (2017年4月11日 20時) (レス) id: 4c2f0d42d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小悪魔 架乃 | 作成日時:2015年11月14日 10時