鈍感バカ!! ページ25
「ぺいんと…」
ぺ「二人してどうしたの…?あ、ともさんは?メール来たからさ…」
「何も知らないくせに……っ」
ぺ「…え?」
死「…Aさん…?」
この時の私は、もう限界だった。いつもなら、耐えていられるのに。
___ぶちまけずにはいられなかった。
「何も知らないくせに……ッッ!!!ぺいんとの馬鹿!!」
ぺ「A…?」
自分でも何で言ってしまうのか、訳が分からず、恥ずかしくなってその場を離れた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
死「…ぺ、ぺいんとさんは…」
死「Aさんの奇病について、知ってて…ここにいるんですよね…?」
死神君は、はくはくと口を動かせた。
そう聞けば、奇病になった日、Aの奇病の内容を聞かずに帰ってから、何一つ情報が分かっていない。
ぺ「…ごめん、分からない……」
死「!知らないで、過ごしてたって…ことですか?」
ぺ「う、ん…」
すると、袖が死神くんによって、下に重みがかけられる。
死「最っ…低……!」
死「いくらAさんが嫌いだからって、幼馴染みですよね!?Aさんは毎日ここで、外に出れず、親への信頼を失って、ずっと…ずっと……!!」
うつ向いていて、顔が見えなかったが、ばっと顔が上がった。
死神君は、泣いていた。
死「寂しかったはずです…!」
ぺ「…!」
死「ぺいんとさんが、来てくれなくて…毎日、ぺいんとさんの話をしてきます…」
ぺ「でも、Aは、俺のこと嫌いなんじゃ…」
死「それは偽ってるだけです!!本当はぺいんとさんのこと、大好きなんです!気づけ!この…っ、鈍感!!」
そういうと、静かになって、「Aさんを追いかけます」と、僕をおいて走った。
僕達を見て、ざわざわとし始めた廊下に、僕はつったっていることしか出来なかった。
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あうなの(プロフ) - UTMさん» はるか昔のコメントにリプwwww(はい!小悪魔です!見てくれてありがとうございます!( ´ ▽ ` ) (2017年7月24日 2時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
UTM - あ、小悪魔 架乃さん!?占ツクでもやっていると聞いたので・・・!! (2017年4月11日 20時) (レス) id: 4c2f0d42d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小悪魔 架乃 | 作成日時:2015年11月14日 10時