【マイクラ日常】右目に咲く青い花。

でも、 ページ22

「…でも、火事が原因だとしても、奇病ってうつらないよ？」
死「…そう、ですけど……」

死神くんがうつ向く。私の言う通り、奇病は流行るとか、そういうわけでもない。
だけど、死神くんが言ってることが本当なら、悪がいるはず。それをみつけだすのは…無理っぽい。

死「……だって…」

何も言い返せなくなった死神くんは、小さくなっている。

「…んー……」
と「なぁにしてんのっ?」
死「ひぅっ!!!び、くりした…」

ともさんは白衣をみにまとっていて、少し似合う。

「…ともさん、って…」
と「?」

いや、ないか。ともさんが悪なんて、

「…いえいえ、なんでも……」

へへへ、と苦笑いして見せると、ともさんは疑問を抱いた顔をして首をかしげた。

と「…ふーん…あ、ぺんちゃんは？話したいことあってさぁ…」
「知らないです。」
と「でも、昨日の深夜、ぺんちゃん来てたよ？話してたんじゃないの？」

へぇ、って、深夜？私、寝てたような…。

死「深夜って、なんでなんでしょうw」
「確かに!!てか、話してません。」
と「そうなの!?へー…不思議だね…」
「ですねー」

なんだか府陰気が和やかになって、私もちょっぴり気分が上がった。けど。

死「…ともさんって、火事の犯人知ってますか？」

ド直球!?


と「…へ？」

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