「…っごめんなさい」 ページ15
「ぺいんと?」
そこには、久しぶりに見たぺいんとの顔。私服だ。でも、何だか可笑しい。
顔を赤く染めて、服を握りしめている。
ぺ「A!!僕、僕…っ!」
どうした急に。僕とまで言うと、口を開いたまま、顔は真っ赤っかでつったる。
ぺ「〜〜〜…!なんでもない…。」
ぽす、と椅子に座ると、真っ赤な顔はうつ向いて、静かになった。
「あの、さ…。」
ぺ「何…?」
「どうして今日来たの?」
聞くと少し戸惑ったけど、すぐに答えた。
ぺ「だって、すぐ治るって言ってたのに…。全然学校来ないんだもん…」
むすっとした顔で言う。久しぶりに見たな、ぺいんとの怒り顔。
「ふーん…だってしょうがないじゃん。治んないんだもん。」
ぺ「どうしたら、それなおるんだっけ…」
「愛する人の涙。誰だろうねぇ。私には、いないみたい。」
すると、ぺいんとは悲しい顔をして立ち上がる。
ぺ「ごめん…っ。」
すると走って部屋を出て行った。
「何がごめんなの?」
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あうなの(プロフ) - UTMさん» はるか昔のコメントにリプwwww(はい!小悪魔です!見てくれてありがとうございます!( ´ ▽ ` ) (2017年7月24日 2時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
UTM - あ、小悪魔 架乃さん!?占ツクでもやっていると聞いたので・・・!! (2017年4月11日 20時) (レス) id: 4c2f0d42d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小悪魔 架乃 | 作成日時:2015年11月14日 10時