【銀魂3z】勘弁してくれ沖田君

明日は嵐かな ページ34

連れていかれたのは近所の河川敷だった。
そこには。


「A!遅いアルよー!!」

「神楽!?それに……」


そこには、3zの面々が集まっていた。


「皆、何で……」

「沖田さんが呼んでくれたんですよ」


説明してくれたのは新八君だった。
どうやら、総悟主催でクラスのみんなでの花火大会が秘密で計画されていたらしい。


「サドが言うなって口止めしてきたネ!!どーせサプライズとかして良いとこ見せたかったアルよ。全く、カッコつけアルな〜」

「そうなの!?総悟!!」

「神楽ちゃん、それは秘密にしておいた方が……」


総悟をからかう神楽を新八君はやんわり止めようとするが、まあ案の定2人の喧嘩が始まってしまった。
新八君は「あーあ」呆れた声を出して、けどまあ彼も私もこの状況には慣れたものなので、会話を続ける。


「なんで、総悟がそんなこと……そんなことするタイプだっけかな」

「あはは、僕も同じこと思いました。でも、この機会がみんなで集まれる最後かもしれないから、なるべく多人数でやりたいんだって」

「うわ〜ますますらしくない〜〜」


そんな話をしていたら、向こうの方でみんなが持ってきた花火をやりやすいようにバラしていた土方君がこちらへやってきた。


「本当にな。珍しすぎて天変地異が起こっちまいそうだ」

「あ、やっぱ土方君も思うよね」

「全く、どこのどいつの影響だろうな」

「?」


チラリと目線を送られる。いや、知らないですけど。


「……まあ良い。八坂。それ花火だろ、貸せ。種類別に分けるから」

「あ、私も手伝うー!」

「おう、助かる」

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