花火大会 ページ1
遅く始まった梅雨もようやく明け、すっかり夏らしい気候に。
冷夏やらなんやら騒いでいたけれど、そんな予想に反して例年と変わらない暑さ。
私の住んでいる地域は比較的涼しい方ではあるが…それでも暑いのに変わりはない。
暑くてどこも出かける気が起きず、クーラーの効いた部屋で毛布に包まるという至福の時間を過ごしていると、スマホが光った。
赤［今日、祭り行くよ］
あー…そう言えばそんなのもあったっけな…なんだっけ、梟川花火大会？？結構人多いやつよなあれ…。
［急すぎん？もう布団から出れない］
赤［デートしたくないのか］
［したいです。］
したくないわけが無い。夏休みに入ってまだ1週間だとは言うが、もう既に彼に会いたいと思っている。ただ私はインドアなタイプなので外に出るのがあまり好きではない。
だから今までもお家でゲームとかして遊ぶことが多かったし…ってデートらしいデートしてないな。
布団から起きあがり、窓の外を見ると太陽が元気に街を照らしている。
赤［じゃ、17:00頃迎えいくから。］
OKというスタンプで返し、ベットから下りる。
…付き合ってもう1年経つっけたしか、いや待って私たちカップルらしいことなんもして無さすぎじゃ…。
記念日も覚えてないなんて彼女としてどうなの？！
このままじゃ私は女子として終わりなんじゃないか。
『…よし。』
今日の花火大会は思いっきりおめかしして、女子らしさをアピールしよう。
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ねうさぎ(プロフ) - 黒髪さん» コメントありがとうございます(><)キュンキュンして貰えて嬉しいです！書いてる作者もキュンキュンしてます（笑）ゆったり更新ですが応援して貰えると嬉しいです！頑張ります！ (2019年8月16日 0時) (
レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪(プロフ) - いいですねぇ……キュン死ます、更新頑張ってください！ (2019年8月11日 1時) (レス) id: 058440bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねうさぎ | 作成日時：2019年7月27日 23時
