苦労度75% ページ28
<赤葦side>
黒「なぁ、あれ赤葦の彼女?」
木「シラナミ?!付き合ってるだろあれは〜。俺の勘だけど!アハハ!!」
赤「はぁ。だから、付き合ってないって何回も言ってるじゃないですか。」
木兎さんに呼ばれ、Aとの別れを惜しみつつも練習に戻る。今日はそのまま黒尾さんたちも自主練を一緒にやるそうだ。孤爪は、隅でゲームしてるけど。
黒「つまんねぇな」
赤「黒尾さんに言われたくないです」
黒「どういうイミかな?!」
木「やーい!黒尾やーい!」
何故か俺を挟んでギャーギャー騒ぎ出した2人を無視する。
今日の試合、すごく目線を感じてた。
昨日の夜、確かに見ていてとは言ったけど、あそこまで見られるとは思っていなかった…。
ちらっと見るといつも俺の方を見ていて、試合中じゃなかったら心臓が爆発していたかもしれない。
それに、私服姿可愛すぎたし。ていうかかっこいいって言われたし。
こっちばっかりペース乱されてる気がする。本当にずるい。
もう俺、ベタ惚れじゃないか。
黒「付き合ってねーなら俺狙っちゃおっかなー。Aチャン。」
そんな言葉にピクっと反応する。
赤「やめてください。ていうか名前で呼ばないでください。」
黒「おーおー、そんな黒いオーラ出すなよ赤葦〜嘘だって。ジョーダン」
黒尾さんは笑って俺の背中を叩いてくる。
赤「Aは誰にも渡しません。」
木「威勢?いーな!あかーし!!」
威勢っていう言葉知ってたのかこの人。
赤「早く自主練始めますよ。」
ボールを持って、コートに入った。
かっこいいと言った時のAの顔がほんのり赤かったのは夕日のせいなのか、それとも……
少し期待してしまう自分がいた。
__________
木「俺、赤葦のあんな怖い顔初めて見たかも…」
黒「めっちゃガン飛ばされた」
木「俺あんな目で見られたらもうやってけない…。」
赤葦、恐ろしい子!と思う2人であった。
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あかりんご(プロフ) - ねうさぎさん» まじですか、お恥ずかしい...ありがとうございます!お互い頑張りましょうね! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 86a4fa65ec (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - あかりんごさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです(;_;)あかりんごさんの作品も拝見します!(>ω<) (2019年5月15日 22時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご(プロフ) - 初めまして!素敵なお話ですね〜めっちゃ好みです。更新頑張ってください! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 86a4fa65ec (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - Glimさん» コメントありがとうございます!その言葉がとても励みになります…(;_;)頑張ります! (2019年5月14日 18時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
Glim(プロフ) - この小説めっちゃ大好きデス!更新待ってます!!! (2019年5月14日 14時) (レス) id: f845ec1e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねうさぎ | 作成日時:2019年5月11日 15時