苦労度73% ページ26
り「はぁ〜すごかったね男バレ!」
『ね、凄かった。』
赤いユニフォームの音駒高校?も守備力が高くてとても強いチームで、レシーブの手本となるプレーを見ることが出来た。
一言言ってから帰ろうと思い、男バレの体育館の前でミーティングや柔軟をしている赤葦を待っている。
すると、隣からりりが私の方を向いて再び、あのにやにやした笑顔で言ってきた。
り「A、赤葦くんのこと好きでしょ?」
『は、ひ?……へ?』
り「りりは随分前に気づいたけどね!A鈍感だな〜」
音符でも飛ばしてるのか、ってくらい楽しそうに言うりり。
『いや、赤葦は仲のいい友達ってだけであって、一番…友達として好きなだけであって…!』
り「それは友達としてじゃないんだよ〜。likeじゃなくてLoveなんだよ!」
やけに英語の部分を発音よく言うな…。ていうかりり英語わかるんだね…ってそんな場合じゃない。
『え、いやだって、』
赤「あ、A。待っててくれたの?」
『えぇ!?あぁ、うん!』
りりと話していたら後ろから赤葦の声が聞こえた。
好き、という言葉が浮かんできて変に動揺してしまう。
赤「ありがと、見に来てくれて。高城もありがとね。」
り「いえいえ!あ、りり、ちょっと他のとこ行ってくるね?」
『え、ちょりり?!』
りりはさっきみたいに転ばないように足元に注意しながら他のところへ行ってしまった。
必然的に赤葦と2人になる。
『あっ、初めて男バレ見たけど、ほんと凄かった』
何か言わなくちゃ、となるべく平常心を保って、いつも通り接する。
赤「今日は木兎さんすごい調子良かったしね。」
そう言った赤葦の顔は活き活きしていた。
私の目に映る彼の姿はとてもキラキラしていた。
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あかりんご(プロフ) - ねうさぎさん» まじですか、お恥ずかしい...ありがとうございます!お互い頑張りましょうね! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 86a4fa65ec (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - あかりんごさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです(;_;)あかりんごさんの作品も拝見します!(>ω<) (2019年5月15日 22時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご(プロフ) - 初めまして!素敵なお話ですね〜めっちゃ好みです。更新頑張ってください! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 86a4fa65ec (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - Glimさん» コメントありがとうございます!その言葉がとても励みになります…(;_;)頑張ります! (2019年5月14日 18時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
Glim(プロフ) - この小説めっちゃ大好きデス!更新待ってます!!! (2019年5月14日 14時) (レス) id: f845ec1e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねうさぎ | 作成日時:2019年5月11日 15時