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始業式終了後、先生からのお叱りを治くんと2人で受けた。
私に至っては、遅刻もしたのに始業式でもぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。原稿用紙一枚分でいいから反省文を書けと言われました。
『最悪だ…』
ただでさえ、学校に行くことが鬱で、朝から目撃もしてしまってさらに最悪だ…となっていたのに、新学期早々反省文だなんて、悪いことが起きる時は、立て続けに起こる。
「俺が話止めなかったせいやな、すまん」
『いやいや！治くん悪くないよ。遅刻したのは自己責任だし』
まぁ、400字の反省文なんてなんてことないよ、と付け足して落ち込んだ様子の治君をフォローする。なんだろう、落ち込んだ様子が少しわんこみたいで面白い。
「でもほんま、なんかお詫びさせて」
ええ、いいのにそんなの。と首を振る。
「話の続きも聞きたいし、な？昼飯奢ってやるから！」
確かに、治くんに話を聞いてもらいたい感は、ある。それに、侑くんが彼が私の知らないところで倫太郎を説得していた、と聞いた。そのお礼もちゃんとしていないし…。
って、感謝するのは私の方じゃん。
『いや、いや奢らなくていい！でも続きはお話したいから、お昼一緒に食べよ』
きっと午前中で終わる今日、部活は13:00位から始まるだろう。それまで2時間ほど時間がある。話すには十分な時間だ。
私はお弁当持ってきてないから学食でいい？、と言うとおん！と嬉しそうに大きいエナメルバッグを持って行こ、と笑った。
何だか、ほんとに子犬みたいだ。
食堂へ行く途中、 侑くんとすれ違った。
お前のせいで反省文書け言われたんやけど、と文句を言われたがあいにく私も反省文の刑を食らったのでお互い様だね、と言っておいた。
「ツムムカつくわぁ〜〜」
口をとんがらせて何故だか拗ねている治くん。私は今、食堂のおばちゃんに食券を渡して食事が出てくるのを待っているところだ。先座ってていいよ、と言ったのだが、一緒に待ってくれている。
「俺の方が先にAと仲良かったのに、めっちゃ仲良さそうやった」
えぇ、そこでいじけるの？私なんて数多い稲荷崎高校の一生徒でしかないのに！
『私、侑くんに文句言われただけだけど…あっ、おばちゃんありがとう〜』
はいよ、と出てきた美味しそうなカレーライスを受け取って席へ向かった。
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多趣味のM(プロフ) - とても面白いです!!無理しない程度頑張ってください、更新待ってます!!（オチは�，任�願いします!!） (2020年11月22日 21時) (
レス) id: 2c30e4e7ea (このIDを非表示/違反報告)
うみね(プロフ) - ▽さん» ご心配おかけして申し訳ないです。嬉しい言葉ありがとうございます！全力を尽くします、よろしくお願いします。 (2020年5月31日 1時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
▽ - ご時世がご時世ですので、もしかして何かあったのでは…と心配しておりました…！戻ってこられて嬉しいです！続き楽しみにしております！ (2020年5月25日 23時) (レス) id: f25f942306 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - コメント失礼します！めちゃくちゃ面白くて一気に読んでしまいました…！�ヾ�望です！ (2020年5月24日 0時) (レス) id: fe171e008c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - �．�チ希望です！更新がんばって下さい (2020年5月23日 19時) (レス) id: 91eeaf506e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみね | 作成日時：2019年8月17日 13時
