君の歪んだ愛を望みます桃 (ページ33)

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最近は特に何も問題が起きてない

『暇だな…』

｢あかね！！｣

いきなり開けられた扉に立ってたのは

『さっくん…心臓に悪いから』

｢あっ、ごめん｣

『どうかしたの？』

｢これ！！｣

『……花火？』

｢やろ！！｣

『こんな朝方から？』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢あっ！スイカ泥棒！！！｣

『あはは笑』

･ゆり組がスイカ泥棒を(さっくんの自腹の)

･いわふかは流しそうめんの準備

･めめは縁側でお昼寝

『本当に楽しいっ！』

深｢あかねの笑顔って癒されるよなぁ｣

『むぅ…、やめっ』

｢ふ･か･ざ･わ？｣

｢あかねに触んな！！｣

深｢ぶはっ！！やめっ、ごめんって！｣

水鉄砲で攻撃されたふっかは

庭を駆け回る

そんな光景を目にしてる私は

お昼寝から目覚めためめから

小さいタライに水を汲んでもらって

そのに足を突っ込んで冷やす

目｢きもちいっしょ？｣

『うん。涼しく感じる』

目｢母さんが昔よくやってくれてたんだ｣

『お母さんが？』

目｢うん。俺みんなと違って施設にはいなかったから普通に暮らしてた｣

目｢事故で俺以外みんな死んじゃったけど｣

『そうだったんだ…』

目｢あかねが気に病むことないから。｣

少し悲しげにするめめに手を触れてみる

目｢さくまくんに怒られるよ？｣

『自分からなら何も言わない』

目｢俺もう大事な人消えて欲しくないから｣

目｢あかねのことは死んでも守る｣

『私は死んで欲しくない』

『みんなと…ずっといたい』

目｢…、俺もそう｣

『ずっとこんな風に毎日笑いあえたらいいよね』

目｢そうだね｣

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･

私達はまだ気づかなかった

もうすぐそばに

魔の手が迫ってることに