君の歪んだ愛を望みます桃 (ページ17)

今日:12 hit、昨日:10 hit、合計:174,176 hit

17 ページ17

『どうゆうことですか…』

深｢あ、そうか。記憶消されてるんだった｣

『記憶？』

深｢阿部の部屋から記憶回復の薬持ってきてやるよ｣

『まって…』

深澤｢ん？｣

『はなし…きかせt｢聞かなくていいよ｣』

深｢おお、さくm(ﾄﾞｺﾞｫｯ)｣

深｢いってぇ！なにすんだよ｣

｢あかね…俺から話すから。ちょっと外でよ｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『どうゆうことなの…1回死んだとか、』

『お父さんが皆をって…』

｢俺たち同じ施設で育ったんだ｣

｢そこで事故があって俺たち以外の子供はみんな死んだ｣

｢俺たちは生死をさまよってる時にあかねの…｣

｢俺のお父さんに救われた｣

お父さん…？

｢これから思い出すことは…辛いものだから。｣

｢それでもいいなら思い出させてあげる｣

確かに私は幼少期の記憶が無い

そこだけがすっぽり無くなったように

お父さんは誰なの

さっくんのお父さんって

『さくにぃ！』

あの言葉は

近所のお兄ちゃんに言うような言葉じゃなくて

本当のお兄ちゃんだったの…

｢俺は…思い出して欲しくない｣

さっくんの辛く悲しい顔

あんな表情見た事ない

｢ごめん…この間は｣

『さくにぃ…』

『お兄ちゃん…』

勝手に出てくる言葉

記憶が無いのに

さっくんの顔を見ると

なんだか…

思い出してくる

昔の記憶が