君の歪んだ愛を望みます桃 (ページ1)

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-あの子、あそこの子よ-

-あそこって確か、、-

-ほら、男毎日違うの連れてる人の-

-汚れてるわ、、-

-お前汚れてるんだろ、お母さん言ってたよ-

-ごめんね、お母さんがもうあかねちゃんと遊んじゃダメって-

これは小学校の時の話

その話をしたらね

母「あっそ。じゃあ、もうお部屋から出ないようにしてね」

母「学校も行かなくて良いからね」

お母さんは私を守ってくれたのかと思った

でも

それは違かった

『お母さん、、、おなかすいた』

母「これでなんか買って食べてな、これからお母さん仕事なんだから」

渡されたお金は日に日に

大きいお札に変わった

それと同時に

お母さんは家にいる時間が減った

家に帰ってくるのはいつもいつも遅い時間

たまにね夜お母さんに会うと

お酒のにおいが凄いの

たまに知らない男の人が来る

お母さんは私をその人達に会わせたくないみたい

いつも私はお部屋の隅に身を寄せる

私が悪いことをしたら

お母さんが怒って

叩くの

でもね、私が悪いから

『ごめんないさい、、、ごめ、、さぃ』

･

･

それからどれだけの時間が経ったのかな

お母さんはいつも金曜日だけ帰ってくるの

新しいお父さんも出来たみたい

でもあの人嫌いなの

私のことをいつも厭らしい目で見るの

学校にも行ってないから

与えられた携帯が私の教科書

そこで見た

お父さんが私にいつもやるのは

レ_イプってこと

合意が無いのは犯罪なんだって

でも私が拒否すると

私の体に傷が増える

･

･

私は世の中で言う高校生になった

とうとうお母さんは月に1回帰ってくればいい感じだった

高校になってからお金が稼げるようになった

でも私は他の子と違う

毎日男の人の身体の相手をしてあげる

ホテルの周りを歩くだけで

-ねぇ、お兄さんと遊ばない？-

『ふふっ、いいよ。お兄さんかっこいいから』

2時間も相手をしてあげるだけで

お金をたくさんくれる

でもね、嬉しくは無いの

私は身体を重ねる度に

自分に傷を付けた

痛くもない

お母さんやお父さんからもらった傷よりかは

全然

今日も私は彼らの人形になってあげる