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Aside
何時間経ったんだろう。
あれから私は泣き疲れ、いつの間にかそのまま床で眠ってしまっていた。
寝不足で重かった体が、ほんの少しだけ軽くなった気がする。
枕元に置きっぱなしだった携帯を手に取って電源を入れると、シンタローさんから...いや、エネさんからL〇NEが来ていた。
エネ｢Aさん、ずっと引きこもってるとご主人のようになっちゃいますよ！ってことで、如月家に遊びに来ませんか？位置情報を送っておくので、もし気が向いたら返信ください！！｣
やっぱりエネさんには、まだ私が引きこもってることはお見通しだったんだ。
あまり気乗りはしないけど、確かにずっと部屋にいると息も詰まるし、それに今はこの家に居たくないし...
少し悩んだ末に、私は行くことにした。
・・・ ー ー ー ・・・
1時間後。
エネさんに送ってもらった位置情報を頼りに、私は大通りを歩いていた。
久しぶりに浴びた日光は、普段より少し暑く感じた。
もうすぐ夏到来かな...
なんて考えていたら、いつの間にか如月家の家の前に立っていた。
インターホンを押して数秒後。
鍵が開く音がして、シンタローさんが出てきた。
シンタロー｢よお。入ってくれ｣
『はい。お邪魔します』
シンタローさんが出迎えてくれた事を少し意外に思いながら、玄関に上がって靴を脱ぐ。
シンタロー｢飲み物取ってくるから、先に部屋に行っててくれ。場所は階段を上がって1番奥の部屋だ｣
『ありがとうございます、分かりました』
そう言えばこの玄関、漫画版カゲロウデイズで見たのと一緒だな。
なんて考えながら階段を上り、1番奥の部屋に入る。
ここも漫画版で見たのと同じ部屋だったから、一瞬でシンタローさんの部屋だと分かった。
パソコンの横にはちゃんとコーラも置いてある。
１回そのせいでキーボードとマウス溺死させたくせに。
椅子に座って少し待つと、シンタローさんがオレンジジュースとお菓子を持って、部屋に入ってきた。
シンタロー｢飲み物、オレンジジュースで良かったか？｣
『はい。ありがとうございます』
コップを受け取りながらそう答える。
『なんで今日私の事呼んだんですか？』
単刀直入にそう聞いた。
シンタローさんは机の上のコーラを飲みながら｢ん｣と喉で返事し、キャップを締めながら逆に私に質問してきた
シンタロー｢何でカノのこと許してやらねーの？｣
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豆腐ちゃん - スマホのエネじゃなく榎本貴音として出す所に神を感じた！ (2023年3月22日 18時) (
レス) @page49 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
澪(レイ) - カノ……やっぱりいい…… (2022年9月14日 23時) (レス) @page11 id: 43a4c159cd (このIDを非表示/違反報告)
玖瑠実(プロフ) - ん さん» わあ、ありがとうございます！頑張りましょう！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: 0b0a873f46 (このIDを非表示/違反報告)
ん - この作品すごく好きなので続き楽しみにしています！私も受験生なのでお互い頑張りましょう！ (2021年12月27日 5時) (レス) @page43 id: 4910ceac94 (このIDを非表示/違反報告)
ひがん(プロフ) - 私がおすすめするのは「ねこは」って人の腐、よきですよ(*ゝω・*)ノ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 1d1bd5d946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玖瑠実 | 作者ホームページ：https://twitter.com/reiku_0903?s=09
作成日時：2020年9月6日 22時
