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Aside
朝食を食べ終わって部屋に戻ると、すぐにスマホを探した。
(たしか机に置いたと思うんだけど…)
ほとんど何も載っていない机を見ると、やはりスマホが置いてあった。
モモさんに連絡しようとしてスマホを手に取って電源を入れる。
そして電源が入ったスマホを見て、私は思わず小さな悲鳴をあげて尻もちをついた。
待受画面が、なぜかゾンビの写真になっていたのだ。
『ぇ…え、なっ？』
何が起きたのか分からなくて、その場で硬直していると、いきなり私のスマホから聞きなれた笑い声が発せられた。
エネ｢あははは！wAさん驚きすぎですよ！w｣
それと同時に待受画面も元に戻り、画面の中央に電脳少女の姿が映し出された。
ああ、なるほど。エネさんの仕業だったんだ。
『エネさん…心臓に悪いですって』
なんとか落ち着きを取り戻してから文句を言うと、エネさんはもう一度軽く笑った。
エネ｢ぷくくっwいやあ、すみません。ついw｣
すみませんと謝ってはいるものの、全く反省してる素振りはない。
まあ、別にこの人が反省するとも持ってないけど。
『はあ…んで、どうしたんですか？まさかこんなイタズラをするために来たんじゃないでしょう？』
エネ｢あっそうだ、そうでした！｣
エネさんは私の言葉を聞いて、軽く手を叩いた。
エネ｢妹さんがAさんと遊びたいらしくて。今日何か予定あったりしますか？｣
ああ、その事か。
『はい、大丈夫です。楽しみにしていると伝えてください。
わざわざありがとうございます』
エネ｢分かりました、伝えておきますね。では、また後ほど｣
そう言ってエネさんは画面の外に消えていった。
そう言えば、いつ来るのか聞きそびれたな。
まあいいや。いつ来ても良いように準備しておけば良いし。
そう思って部屋を軽く片付け、身なりを整える。
ふう。と一息つこうとしたら、アジトのチャイムが鳴った。
え、もしかしてもう来たの？
まさかエネさんに伝えてもらって、すぐに出てきたんじゃ…
まあ、モモさんらしいと言えば、モモさんらしいか。
少し大きめの声ではーい、と返事をして玄関を目指す。
廊下で同じく玄関に向かうキドさんと鉢合わせしたから、いいんですよと言っておいた。
今回のチャイムは、私が出た方がいいだろう。
『ｶﾞﾁｬどうぞ、入ってください！』
モモ｢やっほーAちゃん。おじゃましまーす｣
毎回区切り悪いな
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豆腐ちゃん - スマホのエネじゃなく榎本貴音として出す所に神を感じた！ (2023年3月22日 18時) (
レス) @page49 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
澪(レイ) - カノ……やっぱりいい…… (2022年9月14日 23時) (レス) @page11 id: 43a4c159cd (このIDを非表示/違反報告)
玖瑠実(プロフ) - ん さん» わあ、ありがとうございます！頑張りましょう！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: 0b0a873f46 (このIDを非表示/違反報告)
ん - この作品すごく好きなので続き楽しみにしています！私も受験生なのでお互い頑張りましょう！ (2021年12月27日 5時) (レス) @page43 id: 4910ceac94 (このIDを非表示/違反報告)
ひがん(プロフ) - 私がおすすめするのは「ねこは」って人の腐、よきですよ(*ゝω・*)ノ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 1d1bd5d946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玖瑠実 | 作者ホームページ：https://twitter.com/reiku_0903?s=09
作成日時：2020年9月6日 22時
