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キド｢そうだ、A。モモがお前と遊びたいらしくてな。予定とか無いよな？｣
『はい、大丈夫です。めちゃくちゃ楽しみです！』
キド｢ん。じゃあAから連絡してやってくれ｣
『了解です！』
早速モモさんに連絡しようとしてポケットに手を突っ込んだが、そこにスマホは無かった。
(最初に会った時に、メンバーの皆と連絡先は交換したってことにしてください←)
あれ、部屋に置きっぱなしになってるのかな？
まあいいや。今すぐ連絡しなきゃいけない訳でもないし。
今はご飯作りに集中しよう。
・
キド｢よし、できたな。じゃあA、カノとマリーを起こしてきてくれないか。
俺は皿を机に運ぶ｣
『はい！』
キドさんが料理を運ぶのを横目に見ながら、まずはマリーちゃんの部屋に向かう。
まだ寝ていると思うけど、一応ノックしてから中に入ると、なんだか甘い香りがした。
アロマか何かを使ってるのかな…そんなイメージはあんまり無いけど。
今度聞いてみるか。
なんて考えながら、丸くなっているマリーちゃんを軽く揺さぶった。
『マリーちゃん、ご飯できたよ〜』
マリー｢んん…Aちゃん？｣
寝起きのマリーちゃんは、目がとろんとしていて可愛いかった。
『うん、私だよ。ご飯できたから、起きて』
マリー｢うん、すぐ行くね…｣
マリーちゃんは寝ぼけながらも、起き上がってクローゼットに向かって歩き出した。
さて、次はカノさんだな。
マリーちゃんの部屋を出て、2つ隣の部屋のドアをノックする。
『カノさん、入りますよー』
返事がないから中に入って、ベッドまで行く。
起こすためにしゃがむと、カノさんの寝顔が目に入った。
カノさんの寝顔はすごく可愛くて、無邪気な子どもみたいだった。
改めて見ると、童顔イケメンだな、この人。
…私じゃ勿体ないくらいに。
『さて、起こすか…カノさーん、朝ですよー』
…起きない。
この人、こんなに目覚め悪かったっけ？
『カノさん！起きてください！』
カノ｢ふぁ…Aちゃんか。おはよ｣
あ、やっと起きた。
『おはようございます。起きてください』
カノ｢ん…ペンダント、つけてくれてるんだ｣
そう言ってカノさんは、目をとろんとさせたまま笑った。
『ああ、はい。ホントにこれ、ありがとうございます』
カノ｢いえいえ。じゃあ、着替えるから部屋出て｣
『はい。早く来てくださいねー』
今後の展開の関係で29話のセリフを修正しました
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豆腐ちゃん - スマホのエネじゃなく榎本貴音として出す所に神を感じた！ (2023年3月22日 18時) (
レス) @page49 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
澪(レイ) - カノ……やっぱりいい…… (2022年9月14日 23時) (レス) @page11 id: 43a4c159cd (このIDを非表示/違反報告)
玖瑠実(プロフ) - ん さん» わあ、ありがとうございます！頑張りましょう！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: 0b0a873f46 (このIDを非表示/違反報告)
ん - この作品すごく好きなので続き楽しみにしています！私も受験生なのでお互い頑張りましょう！ (2021年12月27日 5時) (レス) @page43 id: 4910ceac94 (このIDを非表示/違反報告)
ひがん(プロフ) - 私がおすすめするのは「ねこは」って人の腐、よきですよ(*ゝω・*)ノ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 1d1bd5d946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玖瑠実 | 作者ホームページ：https://twitter.com/reiku_0903?s=09
作成日時：2020年9月6日 22時
