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Aside
ガタガタと音を立てながら、“それ”が上へと登っていく。
下を見てみると、人数合わせのために乗らなかったアヤノさんが、こっちに向けて手を振っていた。
もう一度前を見ると、もう下り坂は目の前だった。
｢怖くない｣なんて言ったけど、やっぱり少し不安で、私は安全バーを強く握りしめた。
そして次の瞬間、私たちは真下へと急降下した。
｢｢｢きゃああああ！！！！｣｣｣
後ろから沢山の人の悲鳴が聞こえてきた。
私も最初は驚いて少し声が出たが、正直怖くはなかった。
それよりも、カノさんと後ろの2人を見ている方が楽しい←
キドさんは半泣きになっていて、シンタローさんは…うん←
それに爆笑していると、あっという間に出発地点に戻ってきた。
カノ｢わー、キド泣いちゃってんじゃんw大丈夫ー？w｣
キド｢もう絶対乗らない…｣
エネ｢素敵な素材をありがとうございました、ご主人！｣
シンタロー｢もうやめてくれ…｣
やっぱ、あの2人はそうなるよね…w
皆に続いて、私も座席から降りた。
アヤノ｢おかえりー！大丈夫？つぼみ、シンタロー？｣
アヤノさんが心配半分、からかい半分といった感じで、2人に訊いた。
シンタロー｢ああ、大丈夫だ…多分。で、この後はどうする？｣
キド｢そうだな…グループに分かれて、自由行動っていうのはどうだ？｣
セト｢いいっすね！メンバーはどうするっすか？｣
エネ｢お！じゃあこれを使いましょう！｣
そう言ってエネさんは、グループを決めるアプリ(伝われ)を起動した。
シンタロー｢お前、いつの間にそんなもの入れてたんだよ…｣
エネ｢まあまあ、細かいことは気にしない！では、発表しますね！メンバーは…｣
メンバーは、
シンタロー、アヤノ
セト、マリー
キド、モモ
ヒビヤ、ヒヨリ、コノハ
カノ、A
となった。
カノさんかあ…割と嬉しいかも…
キド｢じゃあ、4時に門の前にここに集合だ。いいな？｣
皆｢はーい！｣
アヤノ｢シンタロー、何に乗りたい？｣
シンタロー｢できるだけ酔わないやつ…｣
ヒヨリ｢コノハさん、行きましょ♪あんたも早く！｣
ヒビヤ｢ヒヨリと一緒だ…///｣
マリー｢セト！早く早く！｣
セト｢マリー、慌てると転ぶっすよ〜｣
皆楽しそうに、バラバラの所に行ってしまった。
カノ｢じゃあ、僕達も行こっか！｣
そう言ってカノさんは、私の方を向いた。
『はい！行きましょう！』
- 金 運: ★☆☆☆☆
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豆腐ちゃん - スマホのエネじゃなく榎本貴音として出す所に神を感じた！ (2023年3月22日 18時) (
レス) @page49 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
澪(レイ) - カノ……やっぱりいい…… (2022年9月14日 23時) (レス) @page11 id: 43a4c159cd (このIDを非表示/違反報告)
玖瑠実(プロフ) - ん さん» わあ、ありがとうございます！頑張りましょう！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: 0b0a873f46 (このIDを非表示/違反報告)
ん - この作品すごく好きなので続き楽しみにしています！私も受験生なのでお互い頑張りましょう！ (2021年12月27日 5時) (レス) @page43 id: 4910ceac94 (このIDを非表示/違反報告)
ひがん(プロフ) - 私がおすすめするのは「ねこは」って人の腐、よきですよ(*ゝω・*)ノ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 1d1bd5d946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玖瑠実 | 作者ホームページ：https://twitter.com/reiku_0903?s=09
作成日時：2020年9月6日 22時
