裏切り者の柱が忍の世界に紛れ込んだ

7話 ページ9

Noside

A｢床下や壁、それから天井など盗み聞きは別に構いませんが出来れば殺気や気配はもうちょっと消した方がよろしいと思いますよ？と言っても私や鬼殺隊のみんなは気配なんで消してもわかると思いますが｣

学園長｢ほう…それはどうしてですか？｣

A｢私、五感の視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が人よりも優れていますのでここははっきりいって気持ち悪いです。殺気や恐怖、不安、怒り、苦しみなど負の感情の匂いや音しかなくて、はぁ、あの子たちがいなくてよかった｣

学園長｢あの子たちとは？｣

A｢私のように全てが優れてる人はいませんが五感のそれぞれが1つずつ優れてる子達がいて、味覚や視覚の子はまだしも、他が優れている子は多分吐いていますよ…私も現に気持ち悪いです。｣

A｢それから、鬼殺隊は大抵の気配や殺気は読み取れないと生きていけません。それから、出来ればでいいのですが、敬語と天女様呼びやめて貰えますか？初対面の人にそういうことを言われるのははっきりいって気持ち悪いので｣

学園長｢よし！お主気に入った！お主年は？｣

A｢17です！｣

学園長｢お主、事務の仕事や料理、掃除はできるかえ？｣

A｢はい、できますけど…？｣

学園長｢それじゃあお主を今日から忍術学園の事務員兼学園に来た鬼を倒す係＆食堂のおばちゃんのお手伝いさんに任命する！衣食住は保証する！！｣

A｢えぇ…お断りします！｣

土井｢ちょっと学園長！天女なんてまだ学園がッ…って、え？？｣

A｢え？だから、お断りします。｣

学園長｢何故じゃ！？お主、行くとこないじゃろ？｣

A｢ないですけど…知らない人の言うことは信じては行けないと言われていますし…｣

学園長｢ダメじゃ！ダメじゃ！学園長命令じゃ！それに、また鬼が来たら大変じゃろ？｣

A｢確かに…それじゃあ、いいですよ？｣

学園長｢半助！お主は天女…Aを部屋へ案内するのじゃ！｣

A｢あ、大川平次渦正さん…あの、木刀を貰えませんか？鍛錬はしたいので…｣

学園長｢それじゃあこれを使うと良い。｣

何処から出したのか分からない木刀を渡した

A｢ありがとうございます。｣

土井｢それでは天女様ご案内致します｣

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