裏切り者の柱が忍の世界に紛れ込んだ

44話 ページ46

Aside

やってしまった…

まただ…頭に血が上るといつも一人で喋り、口が悪くなってしまう…

A｢はぁ……｣

上級生は黙々と食べ、ごちそうさまでした以外は何も言わずに去っていった

一年｢Aさーん！｣

A｢みんな……ごめんね。本当にごめんなさい｣

伏木蔵｢何があったのかは聞きました｣

平太｢大丈夫ですよぉ｣

A｢役に立てなくてごめんね…｣

一平｢Aさんは悪くありませんよ｣

彦四郎｢それに、僕達はAさんには笑顔でいてほしいです！｣

一年｢だから、笑ってください！！｣

A｢……うん、ごめんね。ご飯何にする？｣

伝七｢あ！また謝った！！｣

怪士丸｢謝らないでください！！｣

孫次郎｢A定食が9個で、｣

佐吉｢B定食が10個です！｣

A｢うん。それじゃあ準備するから待っててね｣

おばちゃん｢Aちゃん。あの子たちと食べてきていいわよ｣

A｢え、でも、まだまだくるんじゃ…｣

おばちゃん｢大丈夫。それに、約束してるんでしょ？なら食べなきゃ！Aちゃんは何にする？｣

A｢ありがとうございます！A定食で！｣

優しさに甘えてしまっては

また、今までと同じことを繰り返してしまうから

優しさに甘えないようにしなきゃ！

喜三太｢Aさ〜ん！｣

金吾｢こっちです！｣

A｢うん！……みんなテストできそう？｣

孫次郎｢Aさんが教えてくれたので60点は絶対に行く自信があります！｣

伏木蔵｢Aさんは忍者じゃないのに僕達よりも知ってますよね｣

A｢うん。私と同じ柱であった音柱が元忍で、お嫁さん達は元くノ一だったんだよ｣

平太｢え、達？｣

A｢うん。お嫁さん3人いたよ｣

怪士丸｢ひぇぇ…すごいですね｣

A｢私も思った。でも、幸せそうだよ｣

きっと頬緩んでるんだろうな…

喜三太｢Aさん幸せそうですね！｣

A｢わかっちゃう？みんなが幸せだと私も嬉しいんだぁ！｣

金吾｢僕達もAさんが幸せだと嬉しいです！｣

A｢…ありがとう。ふふっ…私もだよ｣

しんベヱ｢あぁ！ずるい！｣

きり丸｢俺達もだもん！！｣

乱太郎｢Aさん、いつでも頼ってくださいね！｣

A｢うん。ありがとう！｣

みんなと話していたらいつの間にかご飯は食べ終わり、みんなと別れて、平太と孫次郎は私がお風呂からあがるまでは部屋で待ってると言っていたから迎えに行くことにした

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