裏切り者の柱が忍の世界に紛れ込んだ

19話 ページ21

Aside

小松田｢ちょっとAが怖い｣

吉野｢同感です｣

え、なんで？？

吉野｢それじゃあ、できる所まででいいので学校全体の掃除を頼んでいいですか？｣

A｢はい！この学園くらいなら1日で終わせますよ！家の方が大変ですよ多分｣

初めの頃は3日かけて終わしたっけ

小松田｢やっぱりA怖い｣

え、なんで？？？

小松田｢あ！A、ご飯食べに行こ！｣

A｢うん、いいよ。｣

小松田｢早く行こ！｣

A｢あ！秀作走ったら危な…ﾄﾞｼﾝｯ……言ってる側から…｣

小松田｢えへへ｣

A｢ご飯は逃げませんし、きっと大丈夫ですよ。｣

小松田｢そうだね！それじゃあゆっくり行こう！｣




小松田｢さぁ、A！A定食とＢ定食どっちにする？｣

んーどうしましょう…

A｢秀作はどっちにするの？｣

小松田｢ん〜どっちも美味しそうで決められない！｣

A｢それじゃあ秀作はA頼んだら？私がB頼んで半分こしよう？｣

小松田｢うん！！｣

なんだか秀作ってわんちゃんみたい

A｢おばちゃん！A定食とＢ定食1つずつ！｣

おばちゃん｢はいよ。お残しは許しまへんで〜｣

A/小松田｢いただきます！｣

A｢やっぱりおばちゃんの料理はすごく美味しい｣

小松田｢わかる！｣

……それにしても、視線が痛い。

それに朝見たら浅葱色の制服、瑠璃色の制服、萌黄色の制服、紫苑色の制服、桔梗色の制服、松葉色の制服などカラフルだったのに

今は紫苑色、桔梗色、松葉色だけ…あ、朝の食堂もそうでした…

時間制なのかな？

A｢ねぇ、秀作｣

小松田｢なーに？A！｣

A｢朝は色んな色でカラフルだったのに、今は紫苑色、桔梗色、松葉色の制服の人しか居ないのはどうして？朝もだった…時間制なの？？｣

その時また一気に周りの空気が10度くらい下がったのではないかと言うくらい一瞬で周りの空気が冷え着いた

A｢私は皆が怯えていたり、怖がっていたり、憎んでいたり、怒っていたりと負の感情しかないのは伝わるけど、私はエスパーじゃないからよく分からないんだよね｣

小松田｢A…時期に分かると思うよ？｣

A｢そっか…それじゃあその時まで待ってるよ｣

私は目を伏せた私たちは1番後ろの端側にすわり、食べているけど、私は背中を見られてるようなものだ

A｢あ、秀作、半分になったからあとあげる｣

小松田｢僕も半分になったからあげる！｣

20話→←18話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す