【加速しまくる】全員頭弱かった。【勘違い】 (ページ7)

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勘違いが加速して止まらない。ページ7

この本丸にも見習い研修先に選ばれた

「やった！やったわ歌仙！」

歌仙「ああ、流石は僕の主だ！」

優秀本丸と認められ、級も上がったことの嬉しさに歌仙とハイタッチして喜んだわ

見習いちゃんがやってきた日、予想以上に驚いたわ

だって、お人形さんみたいに可愛らしかったんだもの

「ここの主です、見習いさん、よろしくね？」

「ええ、お願いします。」

そう微笑む彼女は天女のようだった
霊力も大きくて、安心感がある

若いって素晴らしいのねぇ

その後皆に紹介すると、何人かの男士が顔を赤く染めて見習いちゃんに駆け寄った

まぁまぁまぁ！！

「ふふっ、若いっていいわね！おばさんドキドキしちゃう！」

「何言うてますの、主はんもまだまだ若いですやん」

独り言を近くにいた明石に聞かれて少し恥ずかしいと思いつつも、自分の本丸でまさか少女漫画のような出来事が起こるとは...!

見習いちゃん若くて可愛いものねぇ！
皆が惚れるのもわかるわ！

「ふふ、明石も、恋愛相談ならいくらでも乗るわよ」

明石「また主はんはくだらないことを...」

美しい見習いちゃんはうちの男士だちが取り囲んでアワアワしてる

仲良くなれてよかったわ！

そのまま仲良くなるスピードは加速し、次の日には本丸の短刀ちが見習いちゃんに遊びをせがんでいた

今剣が見習いちゃんの腰に抱きつき、他の短刀も見習いちゃんに抱き着く

するとふと見習いちゃんがこっちを見て微笑んだ

ああ、あれは「審神者様、私は無事この本丸に馴染めましたよ！」という合図のようだった

それに私は微笑み返す
「よかったわね！」という意味をこめて

歌仙「こら、何よそ見してるんだい」

途端に歌仙に小突かれて慌てて書類に目を戻した

今日も私の本丸は平和だわ

歌仙(ああ、主の微笑む時に目を細める顔は愛らしいなぁ)