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ハッとして、勢いよく振り向くとバチッと目が合う。




JK「ヒョン!」


ヒョン???




いや、というか、この状況、まずい。



『ジ、ジミ...』


JM「と、どなたです?」





あ、そうだ。私たちが従者関係だなんてジョングクくんは知らないんだ。





危ない。完全にいつものトーンで喋るとこだった。





っていうか、ジミンはジョングクくんの事知ってたの??






完全に混乱してる私をよそに、ジミンは驚くわけでもなくすました顔で私を見てる。




JK「ヒョン!あ、この人です!昼間話してた、あの青い目の人!宮殿内で仕えてる人なんですけど、偶然また会えて...」





JM「はぁ...お前は...。」




しかも相当仲良さそう。




私には一緒に塔から見てたのに、"知らない顔です"って...。





戸惑いすぎてぼーっとしてると、ジミンが振り向く。



JM「...この方は第二将軍チョン·ジョングク殿だ。急的な事由、業務的な事由があったとしてもこの時間帯にこの方にお会いになるのはそう良いことではない。たとえ、この方が良しとしていても。」





ちょっとグレーっぽい澄んだ瞳で私を見ながらスラスラ喋るジミナ。





...何よ。私に何も教えてくれなかったくせに。



この人の事、知らないフリして、騙してたくせに。






JK「ヒョン。この人を責めないでください。今晩だって約束をして会った訳では無いんです。ほんとに偶然なんです。...それに、」



横でジョングクくんが弁解していても、ジミンは私の目を見てはなさない。




早く戻れって言ってるんだ。この目はきっと。




『失礼致しました!私の軽率な行動で、ジョングク様にご迷惑をお掛けしてしまいました。ジョングク様は何も悪くございません。私はこれにて退散致します。』




JK「ヌナ!」



『本当に申し訳ございませんでした。失礼致します。』





ジョングクくんの顔も見ずにその場を駆け足で離れる。

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@mi(プロフ) - ワクワクする内容で続きが気になります😭更新楽しみにしてます! (2022年1月16日 15時) (レス) @page49 id: 566a274db8 (このIDを非表示/違反報告)
shiropaka(プロフ) - 茜さん» わぁ!!ᯅ̈՞ ՞茜さまご拝見して頂きありがとうございます。そんな風に思って頂けるなんて感無量でございます!ファンタジー系が私もほんとに大好きでつい入れてしまいました...笑 まだまだ至らない点もありますが、是非楽しんで下さいね! (2021年11月25日 22時) (レス) id: a3457968ab (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ファンタジーなお話しが大好きなのでBTSで読めることがとても嬉しく、楽しくて一気に読ませていただきました!続き楽しみにしています!剣を降るジョングク、きっとすごくかっこいいですよね! (2021年11月25日 13時) (レス) @page25 id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shiropaka | 作成日時:2021年11月23日 18時

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