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JK side
JK「ハァハァ、ッハァ！はぁはぁ…。」
ソンジェ「この程度ですか？やはり猛将の息子とは言え、まだまだ力及ばぬものですな。ジョングク氏。」
JK「．．．逆に力が及んでしまっては第一将軍であるあなたの立場がないのでは。」
ソンジェ「減らず口は一人前ですな。今日のお相手はここまでとしましょう。では。」
まだまだ力が足りない。そんなことは分かっている。
悔しい、しんどい、、疲れた。父さんはどうやってあんなにも強くなったのだろう。
どんな方法で、どんな努力を積み重ねたのだろう。
一人となった稽古場で大の字になる。天井は吹き抜けになっていて空が見える。
秋の空はすごく遠く感じて、風は少し冷たく俺に吹き付ける。
JM「ここ、昼寝する場所じゃないんだけど？」
JK「ヒョンってほんと忍び足得意ですよね。昔泥棒だったとか？」
JM「昔忍び足が得意な人から習ったんだよ。」
ジミニヒョンはそう言って下げている剣を置きながら笑う。
習ったってなんだ。
JM「今日は風が気持ちいいねぇ。いい天気だな。」
JK「ヒョンは今日も頑なに事務のお仕事ですか。たまには付き合ってくださいよ。」
JM「えーやだよ、ジョングク力強すぎなんだもん。」
JK「力は強くても、忍び足されてどこいるか分かんなかったら終わりじゃないですか。いい練習です。」
JM「それは褒めてるよね？」
JK「もちろん。」
ジミニヒョンはこんな風にヘラヘラしてるけど、普段は政務の仕事をしてるのに剣術は上手いし、弓矢も外してるとこなんてまともに見たことない。
そしてジミニヒョンの父上も、俺の父さんと同じくこの国の猛将と言われていた。ジミニヒョンの父上が第二将軍で、俺の父さんが第一将軍だった。
２人はとても仲が良く、国王をとても尊敬していたし、その付き合いもありヒョンとは小さい頃からいつも一緒だった。
面と向かって言うのは恥ずかしいけれど、本当の兄のような存在なんだ。
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@mi(プロフ) - ワクワクする内容で続きが気になります😭更新楽しみにしてます！ (2022年1月16日 15時) (
レス) @page49 id: 566a274db8 (このIDを非表示/違反報告)
shiropaka(プロフ) - 茜さん» わぁ！！ᯅ̈՞ ՞茜さまご拝見して頂きありがとうございます。そんな風に思って頂けるなんて感無量でございます！ファンタジー系が私もほんとに大好きでつい入れてしまいました...笑 まだまだ至らない点もありますが、是非楽しんで下さいね！ (2021年11月25日 22時) (レス) id: a3457968ab (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - ファンタジーなお話しが大好きなのでBTSで読めることがとても嬉しく、楽しくて一気に読ませていただきました！続き楽しみにしています！剣を降るジョングク、きっとすごくかっこいいですよね！ (2021年11月25日 13時) (レス) @page25 id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiropaka | 作成日時：2021年11月23日 18時
