ポートマフィアの双子

太宰と中也と双子 ページ7

龍兄が人虎を捕獲して、密輸船で取引場所に行ったと聞いた


船には鏡花もいるらしい



ミナ「鏡花、ついに行っちゃったね」

カナ「そうだね」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿「「寂しいなぁ」」




いつも無表情の双子の表情はかわらないが、どこか寂しそうだった




何処を目指すわけでもなく、ただ長い廊下を歩いていると、後ろから声を掛けられた




中「お、ミナにカナじゃねぇか。何処に行くんだ？」




振り返ると、五大幹部の一人中原 中也がいた



ミナ「あ、中兄だ」

カナ「ただ歩いてただけ」



中「じゃあ、二人共暇だろ。付いて来いよ、おもしれぇもん見せてやる」



「「分かった」」



返事して、先を歩く中也の後をついて行く



三人が着いた場所は地下牢だった




そこには、顔に無数の傷をつけた、太宰 治がいた





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太宰side


ポートマフィア本部の地下牢


ジャラッ


自分に繋がれてる手枷を見て



太「……頃合いかな」



？「相変わらず悪巧みかァ？太宰！」



懐かしい声が響く


声のした方を見ると案の定、アイツがいた



中「こりゃ最高の眺めだ。百億の名画にも優るぜ」



ポートマフィア幹部、中原 中也

そして、マフィア時代の私の元相棒

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