敦と虎 ページ24
気づいたら真っ白い空間に立っていた
最初は何が起きたのか分からなかった
ただこのままだと死ぬということは分かった
敦(結局、僕は口先だけで何も出来なかった…)
グルルルル
背後から唸り声が聞こえ、振り向くと
敦「…お前か」
白い虎がいた
そして、虎は勢いよく僕に襲いかかり
体に鋭い牙を奥深くまで食い込ませた
バキッ ゴキッ!!
そのまま僕の体の肉を食いちぎり、食らう
痛みは感じなかった
死という恐怖もなかった
敦(もう、このまま喰われてもいいや)
_______________________
虎はトドメをさそうと大きく口を開けた時___________
「____ダメだよ。」
制止の言葉
本来この空間にいるはずのない、第三者の声が響いた
虎は声の主の方を向く
その先には、赤い瞳に黒髪の少女がいた
ミナ「その宿主を食べちゃダメ」
何故か、虎は少女の言葉に逆らわず食うのを止めた
ミナ「いい子だね」
そう言って虎の頭をなで、少女は消えた
________________________
急にお虎が止まった
何故?と思うけど意識が朦朧としているから確認する気にもなれない
敦(僕は自分が嫌いだ。お前も、僕のことが嫌いだろ。)
でも、最後に
ポン
虎の頭に手を置いて
敦「___今までありがとな」
その言葉を聞いて、虎が目を見開いたことを敦は知らない
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毛玉 - まっまさか……双子の正体は…神話せいぶ((( (2022年9月5日 20時) (レス) id: a1085e8c77 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - かかおまめさん» コメントありがとうございます!他の小説ばかり更新してて済みません。ちゃんとこの作品も忘れてません!次は1ヶ月も空かないよう、気をつけます! (2018年4月2日 21時) (レス) id: 6bd3f9b374 (このIDを非表示/違反報告)
かかおまめ - 凄く面白いです!!続き楽しみにしてます。更新頑張ってください! (2018年4月2日 20時) (レス) id: cfa6369292 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - ちょこぱさん» コメントありがとうございます!緩やかな更新ですが、これからも読んでくれると嬉しいです。 (2018年3月4日 12時) (レス) id: 6bd3f9b374 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱ - 双子ちゃんが可愛い…だと?!アッアッ、面白いです!更新、頑張ってください!! (2018年1月27日 23時) (レス) id: 06e6d3ca77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神無月 | 作成日時:2017年10月22日 22時