ある日の屋上で ページ15
空は快晴
程良く暖かい風が肌を撫でる
視界には横浜の風景が映し出される
下を見れば人が砂つぶの様に小さく見える
私達は今、ポートマフィア本部の屋上の端ギリギリに座っています
足をプラプラさせて
しばらく二人で景色を眺めてると、ミナが目を閉じた
カナ「見えた?」
ミナ「うん。ギルドが、来た」
ミナは異能を使ってこの街の未来を見ていた
カナ「私達が出来る事、ある?」
ミナ「ある」
カナ「そう。……あるの?」
びっくりして思わず聞き返してしまった
ミナ「戦争の中で、一般市民にも被害がおよぶ時がある。
沢山、人が死ぬ」
カナ「それを最小限に抑える?」
ミナは無言で頷いた
ミナ「その時が来るまで、私達はギルドから逃げながら傍観する」
ギルド……狙われているのはミナの方
ミナの異能はあった方が有利だから
カナ「ミナはカナが守る」
少し驚いた顔でミナがこっちを振り向いた
ミナ「……ありがとう」
ミナの微笑みにつられて自然と笑顔になった
私達は立ち上がり、そのまま重力に従い落ちて消えた
__________________
……因みに、私達の単独行動は首領と取引をして許可を貰った
何を取り引きしたかって?
ロリコンの喜ぶ事なんて想像がつくでしょ?
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毛玉 - まっまさか……双子の正体は…神話せいぶ((( (2022年9月5日 20時) (レス) id: a1085e8c77 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - かかおまめさん» コメントありがとうございます!他の小説ばかり更新してて済みません。ちゃんとこの作品も忘れてません!次は1ヶ月も空かないよう、気をつけます! (2018年4月2日 21時) (レス) id: 6bd3f9b374 (このIDを非表示/違反報告)
かかおまめ - 凄く面白いです!!続き楽しみにしてます。更新頑張ってください! (2018年4月2日 20時) (レス) id: cfa6369292 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - ちょこぱさん» コメントありがとうございます!緩やかな更新ですが、これからも読んでくれると嬉しいです。 (2018年3月4日 12時) (レス) id: 6bd3f9b374 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱ - 双子ちゃんが可愛い…だと?!アッアッ、面白いです!更新、頑張ってください!! (2018年1月27日 23時) (レス) id: 06e6d3ca77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神無月 | 作成日時:2017年10月22日 22時