検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:10,730 hit

六夜 ページ7

ー夢主sideー

『え…?お母さん…?』

ここは路地裏。さっき柚葉に連れていかれたのだ。

だからわからないはず…なのになんでいるの?ただ

不思議に思った。わからなかった。それが顔に出て

いたのか、お母さんはクスリ、と笑った。

「あら、A偶然…じゃないわよ?いやぁねぇ〜、

わかんないの?今の状況が。」

『わか…んない…』

私が答えると、柚葉がニタァと笑った。そして、赤

ん坊に話すように説明し始めた。

「だよね〜wwwじゃ、私が説明してあげるね!私っ

て優しいから!うーんとね、じゃこのことから言い

まーす!実は私、Aの事がずっと前から嫌いでし

たぁ!!」

『え…?』

幼稚園から親友だった柚葉が、私のことを嫌いだっ

た…?

「で!今から4年前に、Aのお母さんがね、あな

たを…殺してくれないかって、お願いしてくれたん

だよね!!」

『お願い…した…?』

あの優しい、笑顔が絶えない母が…私を殺してと依

頼した…?

「それでね!Aって渋谷、行ったことなかったで

しょ?」

『うん…』

「だよね!で、さ。そんな可哀想な子への最後の慈

悲?として渋谷で遊んでから、殺そうってことにな

ったわけ!」

『え…』

「あらぁ?まだわからないの?お母さんも言ってあ

げるわ。つまりね…誰もあなたを愛してないの。」

愛…していない…の…?

『そんな…なんで…』

「そりゃ理由は1つでしょ〜!

あなたという島から来た異物といるだけで、私たち

まで危険になるからよ。」

異物…?

「本当よね〜。気づいてなかったの?あなたが私の

子供じゃないって」

そんな…

『そんな…いやだ…違う…違う!!!』

「違わないよ。これが真実なんだよ〜Aちゃん」

「そうよ。あなたなんか要らなかったの。わかった

ら死んでくれる?A?」

ナイフが突きつけられた。首から血が慕っている。

『いやだぁ…お母さん…柚葉ぁ…』

何かをする気などなかった。だが、一瞬、青髪の少

年と、幼い頃に約束したことを思い出した。


彼に…なぜか会いたくなった。


その時、ちょうど柚葉のナイフが私の首に狙いを定

めた。そしてーーーー

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

ナイフが迫ってくる。死ねと言われても…彼に会う

まで、私は…

『死ねない。』

ザシュッ!!ザシュッ!!

気づけば二人から血が流れていた…。

七夜→←五夜


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:少女 , 双星の陰陽師 , おりん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おりん - ありがとうございます!頑張ります! (2019年6月6日 19時) (レス) id: d5e18da3d9 (このIDを非表示/違反報告)
水麟 - 凄い面白いです!更新頑張って下さい! (2019年6月1日 20時) (レス) id: 0dc0777a12 (このIDを非表示/違反報告)
おりん - 妖さん!もう少し待ってください!!その理由はこれから出てきます! (2019年4月20日 17時) (レス) id: 966494c01e (このIDを非表示/違反報告)
- 意味不明な話ですね。親や友達が夢主を殺そうとした理由が全く分からない。 (2019年4月20日 7時) (レス) id: a39dd38ad9 (このIDを非表示/違反報告)
おりん - ありがとう!Nagi☆さん!すごく嬉しいです! (2019年4月8日 13時) (レス) id: 51fe26db19 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おりん | 作成日時:2019年4月6日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。