カバン（目黒/道枝）★リクエスト ページ8
「おはようございます。今日もよろしくお願いします」
「あ、道枝くんおはよ。よろしくね」
目黒くんの楽屋に挨拶にいったらにっこり笑顔で挨拶返してくれた
この間叱られてお尻めっちゃ痛かったし恥ずかしかったけど、
でもちょっと距離は縮まった気がして結構いろいろ話せるようになってん
で、俺は目黒くんのカバンが気になって見てた
だってあれは前叱られたときに目黒くんが道具出してたカバン…
えっと？俺叱られるようなことしてへんよな？
心当たりないねんけど…知らん間になんかやったんかな？
そう思うと気が気じゃなくて無意識に目線がカバンにいってしまう
「ん？何そんなじっと見てるの？」
そう言った目黒くんが俺の視線を追う
「あ、これ？」
「はい…えっと、俺なんかしました？」
不安に思いながら聞くとびっくりした顔して目黒くんが言う
「え？あ、あぁ(笑)違う違う、道枝くん叱るために持ってきたんじゃないよ」
「なんや、よかった…あれ？でも、じゃあなんで…」
「あぁ…今日ちょっとラウ―ルんち行くからね、それで」
「え、行くのに毎回それ持っていくんですか？」
「あはは、まさか(笑)ラウ―ルんことちょっと叱らないとだからね」
「え、あ、そうなんですね、すみません」
「なんで謝ってるの？(笑)」
「え、いや、ラウールもそれは知られたなかったやろうから…」
「ふふふ。真面目だね(笑)」
「そんなことないですよ…」
そんなこと言いながらも目黒くんのカバンの中身が気になってしゃーない
えー今日あれ持ってるってことは
俺なんかやらかしたまたあのカバンの中のやつでおしり叩かれんのかな…
この間のやつでも痛すぎたのにもっと痛いのとか入ってんのかな？
ぅぅっ！想像したらお尻がぞわぞわする…
「…くん。道枝くん、聞こえてる？」
「え？あ、はい！すみません！なんですか？」
「呼ばれたよ？行こ？」
「あ、すみません…」
「いや、別にいいんたけどさ、アレそんなに気になる？(笑)」
「気になります…」
「はは、正直だね(笑)」
だってこの間のより痛いやつとかやった俺そんなんで叱られるとかもう無理やもん！
目黒くん叱るとき口調優しいけどお仕置きはめっちゃ痛かったし…厳しかったし…
ぅぅっ…思い出すんやめよ…
「ふふ、気になるのはわかるけど。でも触らないんだよ？」
「…はい」
そう返事はしたもんの気になってしゃーない
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作者名：すずな | 作成日時：2023年12月11日 11時
