728の日々11 (ページ6)

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釣り（藤原/高橋、藤原/長尾）15 ページ6

「起きられへんかったら置いてくでー(笑)」

「え、ちょ、そんなんやめてくださいよ！ひどいじゃないっスか！」

「恭平、お前、なんで起きられへん前提やねん(笑)自分で起きようとせえよ」

「そんな心構えやからすぐ遅刻すんねやろー」

「え、ちょ、今それ関係ないでしょー」

「あるわ(笑)お前が遅刻するたびにこっちはヒヤヒヤすんねん」

「ほんまええかげんにしとかなそんな気持ちでおるってこと大吾に言うで」

「え、ちょ、丈くん、やめてくださいってぇ！大吾くん怖い…」

「高橋くんが遅刻したとき大吾くんめっちゃ怖いもんなぁ…」

「でも、ほんま遅刻しすぎやから！僕もヒヤヒヤする(笑)」

「ちょ！謙杜は俺の味方せえよ！」

「せえへんよ(笑)遅刻されたら僕も困るもん～」

「『高橋はまた遅刻なん？』って怒ってる大吾くんほんま怖いから！ね、丈くん？」

「ははは。そうやよなぁ～あんときの大吾怖いよなぁ(笑)」

「あ、2対１やん、ずるい！怒ってる大吾くん怖いのなんか俺の方が知ってるし！」

「ずるないわ(笑)遅刻すんのがあかんねやろ、てか、大吾の怖さよう知ってるとか自慢にならんからな？(笑)」

「ぅー、謙杜んことも言うし！」

「ちょ、高橋くんそんなんあかんって！」

「味方せえへんからやろ」

「こらっ！ケンカすんな、なんか隠してんねやった素直に言いや？」

「え、ちょ、いや、丈くん？あの、何もないですよ！！」

「恭平の方のことに関しては大吾に言うといたるから安心し？」

「え、ちょ、無理ですって！丈くん、お願いします！大吾くんに言わんとってください！」

「んー？ま、考えとく。とりあえずもうはよ寝んで」

ま、なんか隠してんねやろけどそのことについては今度大吾おるときにゆっくり追及しよ

2人はなんかブツブツ言っとったけどほっといて寝たら
2人もいつの間にか寝てたみたい

次の日の朝俺と謙杜が起きても案の定恭平は爆睡してる

「やっぱ起きないですね(笑)」

「な、とりあえず起こそか」

「そうですね、高橋くん、朝やで！起きて！」

謙杜がそういってゆすっても恭平は無反応

ほんま起きられへんねんなぁ～

俺も恭平を起こそうと体を揺する

「恭平、朝やで。起きー、行くでー」

見事なまでに起きひんな(笑)

「んーしゃあないな、強硬手段や」

「え？置いてくんですか？」

「ちゃうちゃう(笑)」

俺は笑いながら恭平の布団をめくる

お、ちょうど横向いてるやん(笑)