728の日々11 (ページ4)

今日:166 hit、昨日:254 hit、合計:20,032 hit

釣り（藤原/高橋、藤原/長尾）13 ページ4

そう言って二人の背中をなでてやると元々泣いてた二人が更に泣き出す

「うえええええええええん！うわあああああああん！いだがっだぁぁぁぁ！ごめんなざああああああい！」

そう言った謙杜が俺の首元に腕を回してしがみついてわんわん泣きだす

その横で遠慮がちに俺の胸元にしがみつきながらわんわん泣いてる恭平の頭をなでてやる

「うわああああああん！ごめんなさいぃぃぃ！」

「ん、もうわかったもんな。泣かんでええから泣きやみ」

『無理ぃ！うわあああああああああああん！』

返事も泣き方も同じ二人に思わず吹き出す

「なんやねん、もう(笑)」

声をあげて泣いていた二人をなでてやる

しばらくすると落ち着いてきたんか二人はまだ泣いてはおるけどしゃくりあげるだけになってきた
俺はそんな二人に声をかける

「もう、めっちゃ泣くやん(笑)そんな泣くほど厳しくしてへんやろー？」

俺がそう言うと信じられへんって顔で二人して俺を見てくる

「き、厳しがったもん～いづもより痛かっだぁぁぁ…っく、ふぇぇ…」

謙杜がそう言うと恭平もしゃくりあげながら言う

「お、俺もいづもより痛かった…っく、ぅぅ…」

「あぁ(笑)はよ終わらしたろ思ったからいつもより痛くしたわ」

「うぇぇ…いつものでも痛いのにぃ…なんでそんなんするんですか…」

謙杜がそう言うと恭平も同じように文句を言い始める

「ほんまや…痛すぎたし…っく、ふぇ、いつもより痛くとかせんとってほしがった、うぅ…」

「はよ寝ろ言うてんのにずっと騒いで遅なったから時間短縮のために強く叩かれることなってんで？」

「言うこときかんかった謙杜と恭平が悪いんやろ？ちゃんと反省しとき」

「ぅぅ…」
「だって…」

「んー？二人とも反省できてへん？もうちょっとお仕置き必要？さっきので足らんかったんやった道具使おか？」

『いややっ！ごめんなさいっ！反省してます！』

2人が焦って同時に言う
ほんまにもうしゃあないなぁ…
俺はそう思いながら俺にしがみついてる2人のお尻を同時に少し強めに叩く

バチンッッッッッ！！！！

『いっだああああああああ！！』

俺にお尻を叩かれた二人は必死でお尻をさすってる

「こんくらいにしといたる」

「ほんまもう…先輩に叱られたとき…いや、叱られるようなことせんとってほしいけど、万が一先輩に叱られるようなことあったそんな態度とらんと素直に聞いときや」

「…そんなんせえへんし…丈くんやから言えるんやもん…」